2017年03月30日

矢野町の地域交通が卒論に

甲南大学の学生が「矢野町の地域交通」をテーマに卒論を書いてくれました。

2016年の2月に甲南大学中辻ゼミの学生さん達がフィールドワークで矢野町に来られ、矢野町の地域づくりについてお話をさせていただきました。
(→ http://yanochohiroba.tenkomori.tv/e395308.html

そのときの一人の学生が矢野町の地域交通に興味をもち、卒論のテーマにしたいということで再度訪問を受けお話をし、関係資料をお渡ししていました。この度、卒論が出来上がったということでいただきました。

現代日本における地域(公共)交通の事情から入り、続いて兵庫県の地域交通の事例を取り上げ、そして自主運行バスの立上げ検討からそれを断念し現在実施中のコミュニティ福祉としてのお買い物同行サービスへと至るまで、矢野町がたどってきた地域交通の検討経過を、単に一つの交通手段の確保としてでなく地域づくりの観点からまとめてくれています。

何はともあれ、矢野町の地域づくりの事例が一人の学生の卒論の執筆に役立ち、卒業されたことはうれしいことです。社会人となられるこれからの彼の人生が幸多からんことをお祈り申し上げます。









  


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2017年03月24日

「犬塚」周辺の清掃活動しました

3月22日に、お知らせしていた「犬塚」周辺の清掃活動を行いました。矢野町連合自治会、NPO法人相生いきいきネットのみなさん、そしてJA兵庫西矢野支店からも参加いただき、20名で行いました。

この清掃活動は、毎年年1回この時期に行っています。最初の頃よりはゴミの量が減っているとはいえ、それでもできたゴミの袋は写真のように10袋以上。ほとんどが食べ物の殻やペットボトル・空き缶など生活ゴミです。レジ袋に入ったそれらが道路から投げ棄てられています。





ほぼ地域外の人が棄てて行っています。そのゴミを全然関係ない地域の人が結果的に正しく棄ててやっている。この理不尽さ、本当に毎回怒りが込み上げてきます。タバコのポイ捨て、路上のペットの糞しかり。「逃げ得」は許さない。どこかの「教育勅語」暗唱なんかより、環境教育をしっかりやる方が大事だと思います。親や大人の背中見て子どもは育ちます。



18日の三濃山の帰り、ゴミの状況を確認しました








ガードレールのすぐ側に








今年はなんと、道路の斜面下ではなく犬塚のある公園側の山までわざわざ入ってきて、家の生活ゴミを大量に棄てていました。他町のゴミ袋があり、証明写真と印鑑も発見。



滑らないように




今回は、草刈り機で公園内の枯れ草をきれいに刈りました


枯れ草を掻き集め


注意して燃やしてスッキリ


集めたゴミの仕分けです


記念撮影。お疲れ様でした
もうすぐしたら後ろのエドヒガンザクラが咲きます


  


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2017年03月15日

「矢野町ふれあい交流作品展」開催しました

3月11、12日と今年で8回目となる「矢野町ふれあい交流作品展」を開催しました。

地域内の交流を目的に矢野町内に住む小学生と幼稚園児の作品を中心に始まりましたが、年々子どもの数が減り作品の数も減ってきました。今年は幼稚園6名、小学校39名と、さみしくなってきました。(はじまったときは小学生も50人以上いたのだけど・・・)

よーし、今度はシニアパワーで盛り上げていこう!



幼稚園は「人物」がテーマかな


「わたしのあった」


作品の前で記念撮影 



小学校のテーマは「空想の世界」かな。これはむずかしいぞ


















絵画





陶芸


絵てがみ


手芸



いぶき作業所のさをり織り
いぶきさんは、焼きたてのパンも人気でした




  
タグ :作品展


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2017年02月15日

「認知症セミナー」開催しました

2月14日、相生市のまちかど出前講座を活用し、矢野町で「認知症セミナー」を開催しました。用意した席がきっちり埋まる40名の参加者がありました。

認知症とは、脳の細胞が死んで、それにより起こる記憶障害や理解・判断力の障害など、症状のことをいいます(病気ではない。したがって患者でもない)。加齢により誰でもおこる可能性があります。団塊の世代が75歳以上となる2025年には65歳の5人に1人が認知症になるといわれています。

もうこうなると認知症は、他人事ではなくわが事として、そして特別のことではなく普通のこととして地域ぐるみで支えていかねばなりません。そのことが、誰もが笑顔で暮らせる地域づくりになっていくと思います。そこで、認知症の正しい理解と認知症の方への正しい接し方を学び、相生市の支援やサービスを教えていただこうと、このセミナーを開催しました。

認知症は、記憶障害や判断力の障害(中核症状)は脳の細胞の死が直接の原因であり改善は難しいですが、うつや不安、徘徊などの行動・心理症状(BPSD)はまわりの配慮と助けでだいぶん改善されます。

認知症の方は、記憶力・判断力・認知力など身体機能や能力は徐々に失っていきますが、家族を大切に思う心や自分らしくありたいと願う心など感情や気持ちはいつまでも失われません。認知症の方や自分自身も心穏やかに過ごせるよう、そういうところを大切にしていきたいものです。


認知症の方への対応の心得 3つの「ない」+1
 1 驚かせない
 2 急がせない
 3 自尊心を傷つけない
+1 否定しない

具体的な対応 7つのポイント
 1 まずは見守る
 2 余裕をもって対応する
 3 声をかけるときは1人で
 4 後ろから声をかけない
 5 相手に目線を合わせてやさしい口調で
 6 おだやかに、はっきりした話し方で
 7 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する

 → これらのことは何も認知症の方だけでなく、普通の人に対しても大切なことだと思いますが

認知症の方の味方に
 1 「忘れる」ことを認める
 2 何気ない会話を増やす
 3 感謝の気持ちを言葉にする
 4 失敗や言葉の間違いを指摘しない
 5 できる仕事や家庭での役割を復活させる


そして、認知症に関して家庭や地域で何か気になること、困ったことがあれば、抱え込まないでまずは「相生市地域包括支援センター」(総合福祉会館2階)に相談しましょう。(☎23-7260)

認知症は、発症をくいとめることはできません。しかし、そのリスクを少なくすることはできます。それが認知症予防の考え方です。簡単にいえば、生活習慣病対策にする運動食事と、そして他の人と話すコミュニケーションが脳の活性を促します。




















  
タグ :認知症


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2016年12月28日

「相生(おお)」のまちウォーキング 報告

先月、「相生ふるさと散歩」主催の相生探訪ウォーキング「懐かしの相生の風に吹かれながら~おおの町一日探訪コース(海老名氏から鈴木商店まで)」をご案内しましたが、開催予定日の12/4は雨で延期になり、12/10に開催されました。当日は、絶好のウォーキング日和でしたね。

私は、残念ながら他の仕事で参加できませんでしたが、NPO法人相生いきいきネットのブログと当日取材のあったミニコミ誌「相生ライフ」にその時の様子が出ています。どうぞご参照ください。


 いきいきネットブログ : http://aioiikiiki.tenkomori.tv/e410075.html


 「相生ライフ」 :
 

(画像をクリックすると大きくなります)


  


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2016年11月15日

「もみじまつり」に養父市から来矢野

13日に開催された羅漢の里もみじまつりに、養父市八鹿町の高柳ふれあい俱楽部(高柳地区自治協議会)のみなさん44名が大型バスに乗って見学に来られました。

高柳地区内にある下八木集落は、矢野町で「お買物同行サービス」を立ち上げるにあたって7月に視察に行かせていただいた場所で、ご縁があります。そのときに多くの貴重な資料をいただき、大変参考にさせていただきました。(http://yanochohiroba.tenkomori.tv/e403227.html

時間の都合で短い滞在でしたが、「素晴らしいことをされてるね。自分たちも頑張らな」とおしゃってくださいました。新たなつながりに感謝です。今度はゆっくりと矢野町にお越しくださいね。













かがし大賞の作品


かがしの展示は20日(日)まで行っていますよ。

こ  


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2016年08月10日

矢野町ふれあい納涼祭 開催

毎日、暑いですね! 熱中症にご注意を!

8月6日、会場となる矢野小学校の校舎が昨年耐震工事に伴いきれいに塗り直され、また植え替えたグラウンドの芝生も生え揃い、3年ぶりに「矢野町ふれあい納涼祭」が開催されました。
では、納涼祭の様子をお届けしましょう!



抽選券をもらってプログラム最後のお楽しみ


開会です。司会は、いつもお世話になっているFM-GENKIの西田理恵さん


トップバッターは、矢野小学校全児童による「矢小っ子ソーラン」


これは先輩から後輩へずっと引き継がれています


主催者あいさつ。矢野町連合自治会長


続いて、マジシャン輝のマジックショー


玉が空中に浮いたよ


彼はまだ高校生なんですって。これからのご活躍を期待しています

会場では地域の人たち、グループによるいろんな模擬店が出ています

















次の出し物は、クィーンズ矢野川による「ようかい体操」


相生市のど根性大根の大ちゃんもきてくれました


会場のちびっ子も一緒に





大ちゃんはちびっ子に大人気です








続いて、NEW WESTさんによるカントリーダンス





会場のみなさんも一緒に


だいぶん日が暮れてきました







本日のメインイベント。昨年メジャーデビューされた西田理恵歌謡ショー


大ちゃんも応援に


さすがプロ。圧巻の歌声でした


すっかり会場は夕闇に


お楽しみ抽選会がはじまりました


会場は自分の番号が呼ばれるのを待っています


一等賞が決定しました 大きな箱ですね。中身は何だったかな

これで、今年の矢野町の夏祭り、終了しました
暑い中、準備と片付け、自治会をはじめとするみなさん、お疲れ様でした


こ  
タグ :納涼祭


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2016年06月03日

羅漢の里で海外のお客様を「おもてなし」

昨日(6/2)、バス2台で約60名の海外のお客様が刀鍛冶の桔梗さんの制作現場を観たいと、羅漢の里へ来られました。フランス語圏のカナダ人でお医者さんご家族の団体さんだそうです。日本には2週間の滞在だそうです。

相生市としてもそれじゃせっかくだからと、地域や市内の方々に声かけをしてみんなでおもてなしをしました。ペーロンの太鼓や日本の音楽の演奏でお迎えし、一六羅漢への案内と説明、里の店の石窯パン・ゆずジュース、日本酒の試飲、コーヒー、やきとり、陶芸、木工、竹細工、草木染めなどお店が一時羅漢の里に並びました。

2時間弱という短い滞在時間でしたが、喜んで帰っていかれたように思います。また、お店の方もいろいろ紹介できて知ってもらえてよかったとおしゃっていました。

旅行会社と提携し、海外のお客様へその時々で屋台や音楽ブースなどを設置してテーマパーク化。相生市の新たな観光モデルとしてうまくいけばいいなと思いました。



桔梗さんの制作現場を見学

















地域のボランティアによる十六羅漢の説明


安産杉の説明





日本の情緒ある音楽演奏で歓迎



















こ  


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2016年03月24日

「犬塚」周辺の清掃活動報告

23日午後、先日来よりお知らせしていました「犬塚」周辺の清掃活動を行いました。

当日はお天気もよく4月上旬並みの暑さだとか。NPO法人相生いきいきネットさんといっしょに18名の参加者で行いました。

テクノライン下ののり面に棄てられたゴミを集め分別し、また「犬塚」下の公園の枯れ草を刈ってきれいにしました。



斜面のゴミ集めは大変です。滑らないように気をつけて


きれいになりました


集めたゴミは分別してまとめます


1年1回の清掃活動ですが、少しずつゴミの量が少なくなっているように思います


「犬塚」下の公園も枯れ草を刈り、すっきりしました


みんなで記念撮影。エドヒガン桜の開花までもうあと少し。楽しみです

みなさん、お疲れ様でした


こ  


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2016年03月14日

「矢野町ふれあい交流作品展」開催しました

3月12,13日と矢野町交流広場で「矢野町ふれあい交流作品展」が開催されました。今回で7回目となります。

矢野町の幼稚園児や小学生の作品を中心に地域の方々の手作り作品、いぶき作業所のさをり織りなどが展示されました。また、いぶきの焼き立てのパンやクッキー、美味しいコーヒーなども販売されました。

遠くからお目当ての作品を観に来て下さったり、普段会わない人に会場でばったり出会ったり、まさに交流の花が咲きます。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。




「これ、いいね」 でも非売品なんです


「矢野小学校だ!」


「動くよ」


お友達に会いました


かわいい「おひなさま」、遠くからありがとう


こ  
タグ :作品展


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2016年02月10日

甲南大学の学生さん来矢野

2月8日、甲南大学の中辻享先生(人文地理学)とゼミの学生さん7名がフィールドワークで、矢野町の地域づくりについて話を聞きたいと矢野に来られました。

こちらは会長と副会長のお二人、コミュニティ支援員の私が対応しました。中辻先生が矢野町をご存知になられたのもこのブログで矢野町の情報を発信していたことによります。

矢野町まちづくり推進委員会のこれまでの活動をパワポで大さっぱに説明した後、学生から過疎地域の状況ということでそれぞれが興味あることについて質問を受けました。「地域の交通事情」「獣害の対策について」「サロンについて」「定住促進について」などなど。

うまく答えられたかどうか。矢野町のことが学生さんの勉学や研究のお役立てれば幸いです。




こ  


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2015年12月14日

相生探訪ウォーキングー矢野町で人生再生コース3

相生探訪ウォーキング
「お地蔵さんに導かれてプチ人生再生コース―縁切り地蔵から縁結び地蔵まで」

お昼のお弁当でエネルギーを補給したところで、さあ、目的地の縁結び地蔵までもう一踏ん張りです。「ガンバルゾ」「オー」



森から中野へ


歩く


徳力阿弥陀堂 徳力一族の納骨堂


農村風景の中を歩く


中野薬師堂 側には中野公民館がある


お堂の脇に。これはいったい何?





こんなところも歩く。ちょっと失礼します


ヤギがいました。人懐っこい


中野のお宮、伊垣神社に着きました


もう少し早かったら、ここの紅葉もきれいですよ


才元小学校の跡地に建つふるさと交流館でトイレ休憩


もうあと少し、ラストスパートです


矢野町で寺子屋の先生をされた方たちの先生のお墓だそう





やったー、榊の縁結び地蔵まで到着です。しっかりご祈願ください


山を削って新しく道を拡幅した時にここに来ました


みんなで記念撮影。セルフタイマー、ちょっと間に合わなかったけど、これも愛嬌

約10kmの道のり。みなさん、お疲れ様でした
信心深く、がんばったみなさんにいいご縁がありますようにニコニコ
この後、テクノ線の路線バスに間に合うようにまた歩いたのでした(10km以上やん)
健脚はバスに乗らず出発地の二木公民館まで歩き続けるのでした(20km近いやん)

こ  


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2015年12月10日

相生探訪ウォーキング-矢野町で人生再生コース2

相生探訪ウォーキング
「お地蔵さんに導かれてプチ人生再生コース―縁切り地蔵から縁結び地蔵まで」の続きです。

菅谷から瓜生へ向かいます。



何を見ているのでしょう?


里山にある忠魂碑でした。冬はよく見えます


瓜生のバス停に味のある看板が


瓜生のお宮「八柱神社」です。秋のお祭りでは獅子舞が奉納されます。一見の価値あり





いい雰囲気を醸し出している土蔵。永く残って欲しい好きな景観です


次は盤座神社のある森集落へ向かいます





途中、道端にある金堀のお地蔵さんにお参り


なんかこういうの好きなのね


頑張って歩きましょう。中央右に盤座神社の上にそびえる天狗岩が見えます


県天然記念物の椋の木の脇を通ります


鋭角に水路が曲がっている


盤座神社が見えてきました


まだ紅葉がきれいです


県指定文化財のコヤスノキ。「おっ、実がなっている」


紅葉をしばしお楽しみください








森の公民館をお借りしてお昼の休憩。お弁当を食べましょう

まだ、つづくよ。ガンバレー


こ  


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2015年12月08日

相生探訪ウォーキング-矢野町で人生再生コース1

先日5日、矢野町で相生探訪ウォーキングが開催されました。

相生探訪ウォーキングは、「相生に市内のウォーキングコースをまとめた冊子がないね」「じゃ、作ろう!」と、『相生ふるさと散歩』という有志グループを立上げ、今年から始まりました。単なるウォーキングコースを作っても面白くない。何か物語性をもたせたコースがいいね、ということになりました。今後、時間をかけて相生市内で複数のウォーキングコースを設定し、ネットに公開したり冊子化を考えています。

第1弾となる今回は、矢野町にある縁切り地蔵縁結び地蔵に着目し、そこを繋ぐ約10kmのコースを設定しました。縁切りから縁結びまで、その間、矢野町の6集落を歩きます。初冬の澄んだ空気と落ち着いた農村風景を楽しみながら、各集落の鎮守様や道沿いで出会う仏様やお地蔵さんたちをお参りしました。

縁切り地蔵で悪縁を断ち切り、これだけ信心して縁結び地蔵にたどり着けば、きっと新たな良縁が生まれるでしょう。ということで、今回のコースは題して「お地蔵さんに導かれてプチ人生再生コース―縁切り地蔵から縁結び地蔵まで」です。

当日は約30名の参加がありました。お天気良く、黄色や茶色に変わった山々を太陽が照らしきれいです。神社の紅葉も最後の色どりを楽しむことができました。



まずは縁切り地蔵に向けて出発です


里山も黄色や茶色のグラデーション


姫上線を歩きます


縁切り地蔵に到着。今日もペットボトルのお茶が供えてありました


ここから二木の集落へ入っていきます。旧山陽道です


二木の八幡神社の鳥居をくぐります


境内まで急な階段を上がります


自治会長さんに無理を言って、神殿を開けてもらい


貴重な懸け仏を見せていただきました(右側)。室町時代の作とされる








真広の交差点から少し北にある二木の京明地蔵にお参り





矢野村歴代村長の頌徳碑。松本先生から説明を受ける


圃場整備の記念碑の前を通って


校舎がきれいになった矢野小学校の前を通って菅谷へ


菅谷のお宮、八幡神社にお参り


相生探訪ウォーキング まだまだつづく・・・


こ  


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2015年11月27日

世界記憶遺産登録 記念講演

相生市立歴史民俗資料館では、「東寺百合文書」の世界記憶遺産登録を記念して現在図書館において、「東寺と矢野荘のかかわり」と題した特別展を開催しています。

その一環として去る11月21日に、相生市史の編纂に携わられた梅花女子大学の馬田綾子名誉教授をお招きして「東寺百合文書からみる矢野荘のくらし」という記念講演会がありました。

講演は、東寺百合文書とは何ぞやから始まり、初心者にも分かりやすい内容でした。「文書」と「古文書」の違いって分かります?江戸時代までは「文書」とかいて「もんじょ」と呼んでいました。

中世は寺院が社会の秩序を守っていると考えられお寺に記録が集まり(作成し)、会議の議事録など今後の運営など現在役に立つのが「文書」で、荘園が無くなり土地制度が変わると運営の仕方も変わり、それら「文書」は役に立たなくなって蔵にしまいこまれましたのが「古文書」だそうです。なるほど 

ただ、講演の方は、時間が足らなくて最後の矢野荘に関わる部分が駆け足になったのが残念でした。馬田先生がまとめで、矢野荘に関する膨大な資料(『相生市史』第7巻、第8巻上下)は漢字ばかりが並んでいて読む気になれない。・・・(けれど)注意深く見ていくと、昔の人々の生活の息吹を感じることができる、と書かれています。

実は、その点が重要で、そこのところを深く掘り下げれば、知的満足だけでなく相生市にとって今後につながる意味で面白いのだと思います。ということで、最新の研究成果も交えたパネルディスカッションなど次に期待したいです。











こ  


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2015年10月28日

「羅漢の里」をウォーキング



今日(10/28)は、昨夜の雨も上がり、絶好のウォーキング日和です。

以前申し込んでいた、JA主催の「秋のいきいきウォーキング in 羅漢の里」に参加してきました。羅漢の里研修センターから羅漢の里公園をぐるっと周るコースです。

参加者は想定の倍以上、80名の参加だそうです。そのほとんどがお年を召された女性の方。ウォーキングの手軽さと楽しさにのって、いつまでも元気にと健康意識の高さが伺えます。



最初に健康運動指導士の先生によるストレッチとウォーキングの指導です
足の指が大事だそうですよ。よく揉み解して
そうすると不思議、足の裏がピタッと床を掴む感じがあります
あと頭の体操で認知症予防。手と足で反対の動作(片方開いて、片方閉じて)します
これ、全然できない


30分のストレッチの後、ウォーキングスタートです


鍛冶谷川に沿って。水面がキラキラ


来月8日はも「みじまつり」。来週末はかがしに会いに矢野にお越しください


ごっつんこ広場で一つ目のポイントゲット


「五輪塔みたいなのがあるで」


ここで折り返し。来た道を戻ります


「あれ、山ぶどうとちゃう?」
ウォーキングの楽しさはこういう発見と同行者との会話にあるのかな


公園内に入って二つ目のポイントをゲット


少し行ったところで三つ目をゲット


公園内を上がると豚汁が待っていました


ピントが合っていない(トホホ)


おかわりもあっておいしいかったです


紅葉はもう少し先ですね


山沿いを周って研修センターに戻ります


無事研修センターに到着
4つ目のポイントをゲットして、くじ引きで便利グッズが当たりました

ウォーキング自体は距離が短かったので、参加者は少し物足りなかったかな

こ  


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2015年10月06日

相生市コスモストーク



先週1日に今年も、矢野町で相生市のコスモストークがありました。「コスモストーク」とは、市長をはじめとする市の幹部と地域の住民が意見交換をする場で連合自治会ごとに開催されています。でも、ほとんどが自治会長さんと一部の住民の方だけで参加者は少なかったです。

最初30分は、市長から市政概要の説明がありました。文化会館の建設状況や児童・中学生徒の全国学力テストの結果(小学生の時は全国平均以下ですが、中学で上回るようです。それが相生市のここ最近の傾向だそうです)、そして「まちづくりは人づくり」と相生市の地域創生の根本を教育に据え、計画案を策定中とのことです。また、4(小1~4)、3(小5~中1)、2(中2,3)の小中一貫教育を展開しているとのこと。どうも行政は矢野小と若狭野小の合併もその方向性の中で捉えているようでした(ただ今は校名問題で凍結中ですが)。

意見交換で一番の話題は、昨年同様、獣害対策です。矢野町はほんとにシカやイノシシによる被害がひどくてせっかく作った野菜が荒らされてしまいます。その作り手の落胆ぶりは如何ばかりか。もう来年から作るの止めたって言われています。

かつて推奨された里山にバッファゾーン。景観的にはきれいけどなんの役にも立たないようです。防護柵や網も完璧ではなく、破られてしまいます。発言された住民の方は根本的な対策の必要性を説かれます。それは山に人が入り、里山の手入れをすることです。余分な大きくなった木を伐採し、広葉樹を育てることです。そうして、山の地面まで光が届き木の実や下草を育て獣の食料を確保します。

ぼくも賛成です。毎月、三濃山に登って荒れ放題の山を見て何とかならないものかといつも思います。延び放題の杉、下草なんて生えていません。大雨のたびに倒れている木。しかし、人口減少で高齢化、もう個人でどうのこうのできるレベルではありません。里山再生。しっかりとした計画を立て長期スパンで、大きな力によって一斉にやるしかないのではないでしょうか。

矢野町は約90%が里山です。里山の再生、活用なくして地域の再生、活性化なんてないと思います。阪神地域のような都会とは違う西播磨の田舎の地域性の中で、そのイニシアチブをとるのはやっぱり行政のように思います。期待しています。




ところで、今回のコスモストークのテーマは「市民と協働で築きあげるまちづくり」。説明の中にどこに「協働」があったんだろう。聞こえいいから使っとけばみたいな。確か「協働」の前に「参画」があります。そこに至らす過程、仕組みが大切だと思います。

こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 12:27Comments(0)イベント等報告

2015年09月18日

第1回矢野町「いきいき百歳体操」開催



昨日9月17日、JA兵庫西の「ふれあい広場」で第1回目の矢野町「いきいき百歳体操」を開催しました。

当日は朝から生憎の雨。どれだけの人が集まってくれるのだろうと不安でしたが、なんと予想を上回る30名を超える方々が参加してくださいました。ありがとうございました。ただ、ほとんどが女性の方ですね。

最初、保健師さんによる説明の後、この日は第1回目ということもあり、参加者全員の体力測定を行いました。今後、3か月後、半年後、1年後とどう変化するか楽しみです。そう、続けることが大事。みなさん、一緒にがんばりましょうね!まずは3か月続けること目標!!

体力測定の後、お待ちかね、「いきいき百歳体操」をしました。ほんのり体が温かくなってじんわり汗もかきました。

みなさん、どうでした? これなら簡単だし、続けられそうですね。来週もお待ちしていますよ。



保健師さんによる説明


体力測定① 歩行速度の測定


体力測定② 握力(右左)の測定


体力測定③ 開眼片足立ちの時間測定


お待たせしました。いよいよ「いけいけ」、否、「いきいき百歳体操」です
負荷(重り)は次回から用意しますね














体操の後は、お茶をしながら「おしゃべりカフェ」。(写真撮り忘れたなき

こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 16:49Comments(0)イベント等報告コミュニティ福祉

2015年09月14日

「認知症サポーター養成講座」を受講しました



矢野町でコミュニティ福祉を手掛けるにあたり、9月8日、JA矢野支店の「ふれあい広場」で「認知症サポーター養成講座」(西播磨営農生活センター主催)があるというので受講しました。矢野町、若狭野町、他からも合わせて約40名の参加がありました。

相生市キャラバメイトによるフリップを使った認知症の講義と寸劇で認知症の理解を深め、対応の仕方を学びました。寸劇では、認知症のおばあさんに対する認知症を知らないお嫁さんと近所の人のまずい対応と彼らが養成講座で認知症を学んでからの良くなった対応を演じられました。認知症を理解し対応を少し学ぶだけで認知症の方の生きやすさがずい分変わります。

認知症は誰にでも起こり得る脳の病気で、85歳以上では4人に1人がその症状があるそうです。先日、厚生労働省が示した認知症国家戦略案の推計によると、団塊の世代が75歳以上になる2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症だそうです。これはもう、右を向いても左を向いても認知症の方がいて、地域に認知症の方がいるのがあたりまえ、認知症の方と一緒に生活するのが一般的ということですよね。

そうなると、認知症サポーターは現在約630万人、H29年度末には800万人を目指すとありましたが、これはもう特定のサポーターがということでなく国民全員がある意味強制的にでも養成講座を受け、国民全員が認知症を理解しその対応を学ぶ必要があるのではないかと思いました。国民全員がサポーター、それが当たり前の社会へ。



相生市キャラバンメイトさんによる講義


寸劇








講座終了してオレンジリングをいただきました



認知症の人への対応 ガイドライン

〇基本姿勢〇

認知症の人への対応の心得〝3つの「ない」”
                       1 驚かせない
                       2 急がせない
                       3 自尊心を傷つけない



〇具体的な対応の7つのポイント〇

                   ・まずは見守る
                   ・余裕を持って対応する
                   ・声をかけるときは1人で
                   ・後ろから声をかけない
                   ・相手に目線を合わせてやさしい口調で
                   ・おだやかに、はっきりした話し方で
                   ・相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する



こ  


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2015年07月28日

矢野メロンの草木染め体験

去る7月19日、才元の里ふるさと交流館で、矢野メロンがいろんな形で広まればと、矢野メロンの葉や茎を使った草木染めを体験してきました。メロンのほかにもウィンターコスモスと藍の染めも体験できました。どんな色が染められるか、楽しみ~

講師は、地元中野にお住まいの草木染め工房 ちゃ~美流の徳力弥生先生です。
今回の参加者は定員マックスの10名+です。








徳力先生は、自然界の「目に見えるすべての色を染めることができる」といわれます。そして「それを感じて」と。染めには季節の色があって、それに採る時期を間違えると発色しないそうです。なので採った材料は冷凍しておきます。水によっても違うとか。奥が深い。

先生は、昔は田舎を出たかったそうですが、再び地元で暮らすようになって「あるものを生きがいに」と編み物を40年、染めを25年されてきました。その中で、季節や時間によって変わる地元矢野の自然の素晴らしさに気づき、日々の生活を楽しまれているようです。素敵ですね。



染めるものを選びます。ぼくは自分が実際使えるものをということでバックを選びました。
コットンやシルク、素材によっても発色が違うようです


いよいよ体験です。本当は染めの材料を近くで採取するとことから始めるようですが、この日は小雨が降っていたのであらかじめ先生が材料を準備してくださっていました。




まずは大きな鍋に矢野メロンの葉っぱや茎を入れて煮て染液を作ります。約15~20分





その間、素材は水に浸しておきます


時間がきたら材料の葉っぱ等を除きます





葉っぱを除いた染液を布でこします


火を焚きながらその染液に素材を入れて染ます。沸騰して約15~20分


時折やさしく混ぜてあげます


いいところで素材を取り出し、(このときは少し黄色っぽいですね(コットン))


媒染液に浸して色を閉じ込めます。媒染液も鉄やアルミ、いろいろあるようです


こちらはシルク素材に染めたもの。きれいなメロンの緑だ


これはウィンターコスモスで染めたもの。きれいなオレンジ色ですね


ここで定着するまで少し休憩。その後よく水洗いして



干してます


乾いたら完成


ぼくのバックも深みのあるいいメロン色になりました(右)
ウィンターコスモスもしっとりとしたオレンジ色です(左)


ちなみに、藍染めは少し工程がが違うようですね


藍は、葉っぱをジューサーですり潰し


その液に常温で染めつけます


広げてみるとあら不思議。緑色から藍色へ早変わり


水洗い


先生の工房の染液で少し色を濃くしました


うわー、いいのができたね



  


Posted by 矢野町交流広場 at 15:29Comments(0)イベント等報告お宝発見(人・団体)