2015年06月01日

矢野町「コミュニティ福祉事業」立上げメンバー募集

矢野町のみなさまにはすでに各集落の回覧でお知らせしていますが、今、矢野町まちづくり推進委員会では「コミュティ福祉事業」立上げ検討メンバーの募集をしています。

相生市矢野町は、市の最北端に位置する農村地域で、面積は市の約4割を占め広く(約38万㎢)、その約9割が自然豊かな山林(里山)で、その複数の谷筋や平地に14の集落が点在します。地域には三濃山求福教寺や能下の「犬塚」など史跡が数多く残り、歴史あるまちです。

人口は約1800人、約600世帯が暮らします。人口の約4割が65歳以上です。そして全世帯の2割弱が一人暮らしで、そのほとんどが70歳以上です。今後、ますます高齢化が進行し一人暮らしのお年寄りが増えることが予想されます。そこで、自律した地域をめざす矢野町は、お年寄りの孤立を避け外出支援や健康維持など地域ぐるみで支え合っていきたいと考えます。

その方策として、①外出移動支援事業、②地域の居場所づくり‐サロン事業、③健康づくり事業の3事業を柱に持続できる総合的な「コミュニティ福祉事業」の立ち上げを検討していきたいと思っています。

想定される取り組みの内容
①外出移動支援事業
矢野町は面積が広く複数の谷筋に集落が点在します。路線バスが通る幹線(テクノライン)に出るのも、また公民館やJAなど町内の施設に行くにも、特に自力手段のない高齢者にとっては困難です。これを地域交通として住民が支える仕組みを構築したい。

②地域の居場所づくり-サロン事業
 JA矢野支店併設の空きスペース「ふれあい広場」を活用して、高齢者をはじめとする住民が気軽に集え、おしゃべりのできるサロンを開設します。そのサロンで歌声喫茶やシネマ鑑賞など様々な催しを展開。

③健康づくり事業
 上記のサロンを活用したり、各集落の公民館へ出張して「いきいき百歳体操」などの健康体操を定期的に開催します。また、天気がよい時は景色のいい町内を散歩します。


矢野町で、ぜひこういうことをワイワイおしゃべりしながら話し合える検討チームを作りたいと思っています。「ちょっとおもしろそうやな」、「やってみよか」と思われる方は、矢野町交流広場にいるコミュニティ支援員の古賀までご連絡ください。6月19日〆切。
(電話FAX:0791‐29‐1580、メール:info@yano-cho.com)。



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Posted by 矢野町交流広場 at 13:29Comments(0)地域づくり事業

2015年05月25日

「矢野町まちづくり推進委員会」総会-事業計画



5月20日、矢野町まちづくり推進委員会定期総会がありました。

事務局としては、4月は各種助成金の実績報告書作成、5月はこの総会のための決算書作成、会計監査の準備と、この総会が終わってやっと26年度が終わったという感じです。やっと27年度の事業が開始できます。

承認いただいた今年度の事業計画のなかで特に力を入れたいのが「コミュニティ福祉事業」の立ち上げです。これまで矢野町は地域交通として自主運行バスの実現性を検討してきましたが、採算性や法的制約から現実的に難しいとの結論になり、あらためて主に高齢者の外出移動支援という方向で検討していくことになりました。

それで、今年度、持続的な事業運営を考え、コミュニティビジネスとして総合的な「コミュニティ福祉事業」の立ち上げをチームを組んで検討していきたいと思います。これについてはあらためてお知らせいたします。

それと、昨年から動き始めた「釜出古民家再生プロジェクト」。まちづくり推進委員会としても「矢野町ふるさと自立計画」の定住促進事業の一環として支援していきたいと思います。この場でも情報を発信していきます。

ということで、住みよい矢野町、笑顔の矢野町めざして今年度も「矢野町まちづくり推進委員会」の活動にご協力・ご支援、よろしくお願いいたします。





  


Posted by 矢野町交流広場 at 16:06Comments(0)イベント等報告地域づくり事業

2015年03月20日

松本恵司先生の講演―海のある農芸都市、相生矢野荘

3年前、三濃山を多くの方に知ってもらおうと矢野町で「三濃山シンポジウム」を開催し、歴史家の松本恵司先生に講師をしていただきました。先月のことですが、その松本先生の講演が2/21に文化会館であるということで聴きに行きました。

松本先生は「相生矢野荘友の会」の会長をされていて、その会は相生市の歴史を日本の時間と空間の中に位置づけ、ただ歴史を学ぶだけに終わらず、それを踏まえながら相生市の未来を考えていこうというものです。

そのなかで先生は相生市の一つの方向性として「海のある農芸都市-相生矢野荘」というコンセプトを打ち立てられました。相生矢野荘(あいおいやののしょう)、これは現在の相生市が中世の荘園「矢野荘」とほぼ同じというところからきています。

「海のある農芸都市」。このフレーズからいろんなことがイメージされていきます。まだ決まった概念ではなく、具体的には今後みんなで作り上げていこうということです。

今回の講演は「歴史に学ぶ、相生矢野荘」ということで、相生矢野荘の歴史の概観を一気に駆け抜けました。このときの講演のパワポの内容を先生は動画に作りかえられ、ユーチューブにアップされています。どうぞご覧ください。


https://www.youtube.com/watch?v=_ERJGmAi9-g

なお、次回松本先生の講演が「相生市史に学ぶ矢野荘入門」というテーマで、3/28(土)13時から相生市民会館であります。先生の講演はほんと分かりやすいです。一人でも多くの参加をお待ちしています。



松本恵司先生


相生矢野荘をイメージした会のマーク


北から眺めた相生矢野荘


矢野町能下にある犬塚・三本卒塔婆


相生矢野荘がかつて輝いた時代は、中世の矢野荘と近現代の播磨造船の時代
次に目指すは、アーバンからルーラルへ
自然と一体となったまちづくり「海のある農芸都市」

こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 10:58Comments(0)イベント等報告地域づくり事業

2014年10月16日

釜出古民家再生プロジェクト始動

矢野町は、森集落でテクノ線から脇へ入りずんずん進んでいくと一番奥の集落に釜出(かまで)という集落があります。相生駅からわずか15分程度のところにあって、日本の原風景と呼べるような、何か懐かしく心落ち着く農村風景が現出します。その農村風景を演出する一つに古民家があります。

この度、釜出の一つの古民家を再生しあとあとまで残し、この貴重な農村風景を守りたいと、「釜出古民家再生プロジェクト」が始動しました。家主さんは、人が集まる場所にできたらといってくださっています。この「点」がきっかけとなり、釜出の村作りにもつながっていかないかなと思っています。

そこで、県の「古民家再生促進支援事業」の建物調査を申請し、先日(9/18)、専門家の方を派遣していただき調査を行いました。このあと、専門家を交え、ワークショップなどを行い再生提案を作り上げていきます。



今回対象となる古民家 手前は小屋


母屋 築100年以上 典型的な農村住宅といえます


調査風景


調査風景


隣接する古民家。ここも景観的に一体で考えます。まずは草刈りから


石垣の上の蔵。いい味を出しています



  
タグ :古民家再生


Posted by 矢野町交流広場 at 17:06Comments(0)地域づくり事業古民家再生・活用

2014年07月01日

釜出から菖蒲谷へ-近畿自然歩道

先月28日、釜出の自治会長さんが6日に集落全戸で行われる山道の草刈りの下見に行かれるというので、ぼくも連れていってもらいました。その山道とは、釜出からお隣のたつの市菖蒲谷に抜ける近畿自然歩道です。矢野町のふるさと自立計画で将来のフットパス事業をにらんで、その山道が今どんな状態か見てきました。

出発前に一番気になるのがヤマヒル。ヤマヒル対策は欠かせません。出発前に「スミチオン」という農作業用の害虫駆除剤を長靴に降りつけて朝9時出発しました。



集落の一番端からみた風景。味があります


さあ、ここから登りますよ


シカ・イノシシ除けに設けた柵を開けます


さっそく木が倒れていて道をふさいでいました


石垣で組まれた棚田の跡。今は田んぼの中に木が生えています
約30年前までこんな山の中にまで田んぼが作られていたんですね


道は石が結構ゴロゴロしています(犬塚‐三濃山ルートほどではないですが)


ここにも木が。でもあまり草は繁茂していませんね。
山の木が大きくなって光があまり差し込まないからでしょうか?


通れるように除けます。


棚田の横には川が流れています


たぶん百年二百年前と変わらない石垣の風景でしょう


今のような機械がない時代。一つずつ積んだ先人の営みを思うと感心せざるおえません





ここから菖蒲谷に向けて土の質が変わります。乾いた赤土です


ここを上ると菖蒲谷森林公園への舗装された道に変わります
草刈りは本来はここまでですが、菖蒲谷初めてのぼくのために


会長さんたちは公園をぐるっと案内してくださいました


「でもこの道を歩くのは初めてやなぁ」と。歩くとけっこう長かった





大成池。改修された大きなため池です


管理されず今は使われない公園施設。これも時代の流れでしょうか


竹が枯れて軒並み倒れています
イノシシで竹の子が育たない今日、山の風景も変わるでしょうか


菖蒲谷集落の建屋の屋根跡がわずかに見えます
すごい谷の斜面に立っていたのですね



釜出に戻ってくると12時を過ぎていました。
いろいろご案内ありがとうございました。お疲れ様でした。

こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 17:06Comments(2)地域づくり事業

2014年05月08日

「犬塚」周辺清掃活動

3月26日開催予定で雨のため延期していた「犬塚」周辺の清掃活動を、4月2日に行いました。急な変更で連絡が十分行かなかったところもありますが、NPO法人いきいきネット、ココロンクラブの協力もあって約25名の参加で行われました。ちょうど犬塚の桜は咲き始めで色の濃いピンクを湛えていました。

昨年、大々的に清掃活動を行い、ゴミはゼロのはずなのに1年経つと生活ゴミ、粗大ゴミが放棄されています。大きいところでは畳が捨ててありました。なんてことでしょう。

今回は「犬塚」のある桜橋から上下にテクノラインのり面をできるところまで清掃しました。



テクノラインのり面に捨てられているゴミを回収します


桜橋より北側。緑が茂らない時期の活動です


公園内の枯れ草を取り除き美化活動


枯れ草を寄せてすっきり


昨年植樹した桜の木。芽がついていました
でも3本のうち1本「男前桜」が昨年の日照りで枯れていました。残念です


山脇に伸びた枯れ草も切って通りやすいように


作業終了後、お茶だけでしたが、みんなで犬塚のエドヒガン桜の下で花見をしました


「このあたりでは色が濃くてこれほど見ごたえのある桜はないね」


犬塚の桜と椿の饗宴です

こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 12:03Comments(0)イベント等報告地域づくり事業

2014年05月07日

犬塚‐三濃山ルート調査

年度末からこれまで時間が取れず、なかなかブログを更新することができませんでした。でも、その間もいろんな出来事があったり取材もしたので、タイムリーではないですが、少しずつ報告していきたいと思います。

ということで、まずは3月21日に行われた、「犬塚」から三濃山に登る犬塚‐三濃山ルートの山道調査です。

現在の三濃山に登る最短ルートはテクノの貯水池からですが、かつて三濃山への最短ルートは能下の「犬塚」辺りから登るルートでした(40分程度)。しかし、三濃山の廃村に伴い、そのルートは使われなくなり、山道の補修もされていないので今はどんな状態なのか、確かめに行きました。



「犬塚」より約100m北にある登り口です。杖が置いてあります


大きな石がゴロゴロしており、歩きづらいです


ずんずん登っていくと石垣が見えてきました


三濃山東谷の村の棚田跡です


この辺りの石は鉄分の赤ではなくて真黒ですね。酸化してんのかな?


かつてはきれいな棚田だったんだろうね


この辺りから道が無くなりました。たぶん崩れたり風化したのでしょう


ぬかるむ棚田の跡を歩かねばなりません


田んぼの跡。湿地


なんと突然、雪が降ってきました


湿地を歩くことはできません。斜面を上って上の道に出ましょう


3月21日お彼岸だというのに雪


またたく間に


東谷が一面雪化粧です


みんなビックリです


山水画の世界。きれいです


この時期に神様の計らいかな


求福教寺に到着すると晴れ渡りました。ほんと一瞬の出来事でした


矢野再発見セミナーでもテーマであった大避神社にお参り


このあと、お弁当を食べて瓜生ルートから下山しました



途中のため池で巨大なカエルの卵?を発見。きもい~


犬塚‐三濃山ルートは、途中道が無くなるのでそこをどうするか。湿地の田んぼ跡を横切って向こうの山道につなげるバイパスの整備がよいのかな。大きな石が気になりますが、通れなくはなさそうです。目指せ、ルートの復活!

こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 14:56Comments(2)地域づくり事業

2014年03月04日

キャッサバ組合員等の募集と設立総会のお知らせ

矢野町はすでにご存じのように、キャッサバの一連の取り組みを地域づくり事業の一環と捉え、連合自治会を中心に試験的に行って参りました。平成26年度より本格的に栽培を始めるにあたって、ちゃんとした体制・組織を作ろうということになり、「矢野町キャッサバ生産組合」を立ち上げることになりました。

このキャッサバ事業を矢野町あげての取り組みとして発展させたく、矢野町のみなさまには、下の添付の文書のとおり、組合員への登録あるいは出資金による支援あるいは作業員等の登録をお願いしたい次第です。住民だれもが笑顔あふれる矢野町に、バンザイ!


    
表               裏
(画像をクリックすると大きくなります)



なお、3月6日の夜に下記のとおり矢野町キャッサバ生産組合の設立総会および講演会を開催します。住民の方どなたでも参加できますので、総会・講演を聴いてキャッサバ事業ってどういうものか賛同いただいて、そのときにより多くの方が組合員等に申込みいただけたらと思います。ぜひともよろしくお願いいたします。


矢野町キャッサバ生産組合設立総会&キャッサバ研修会

   日時:平成26年3月6日(木) 19:00~21:00

  場所:矢野公民館

  内容:①矢野町キャッサバ生産組合設立総会
      ②キャッサバ研修会
       講演 「キャッサバが拓く矢野町の未来」
       講師 西播磨県民局光都農業改良普及センター
                本田理 氏 
 

こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 13:50Comments(6)地域づくり事業キャッサバ関連

2014年01月24日

地域交通のチーム会議進む-地域交通の方向性

今、矢野町は現在試験的に運行されているデマンドタクシーに代わる地域交通の実現に向けて、昨年4月に矢野町地域交通推進チームを結成し会議を重ねてまいりました。この度、2転3転しながらも矢野町における地域交通の方向性を出すところまで漕ぎつけることができました。

そこで、先日19日の推進チーム会議で、昨年6月地域交通の講演をしていただいた大阪大学大学院の猪井先生をお迎えして、ご意見およびアドバイスをいただくことができました。

まず第一に、地域の人たちが寄り集まりこれまで15回もの話し合いをしてきたことに対して敬意を表してくださいました。そして、推進チームが出した方向性に対しておおむね賛同いただきました。ただ、実現可能な無理のないところから始めた方がよいということでした。

ところで、矢野町は相生駅から播磨科学公園都市へ伸びるいわゆるテクノ線と呼ばれる路線バスの幹線が通っています。テクノ線は約30分に1本あります。それに加えテクノ線を跨いで遠回りして港方面の市街地まで行く準幹線の榊線があります。榊線は平日6便しかありません。つまり、矢野町の交通事情はまったく公共交通がない地域ではなく、その分、原則既存路線を侵すことができないという制約があります。しかし、矢野町は面積的に広く奥の谷あいの集落までは路線バスが通っていない交通空白地も存在します。

そんななか、推進チームが打ち出した方向性(矢野町の交通体系)とは、住民による自主運行バスで30分に一本のテクノ線に集中的に住民を運び、テクノ線を駅止まりではなく港方面までつなげることです。そして自主運行バスはバス停だけでなく、デマンドタクシーの範囲を超えて乗り合いでJAや公民館、郵便局など町内の主要施設にもつなぐようにします。この方向性の味噌は、住民による地域交通の実現と事業者によるテクノ線直通化をセットで考えたところにあります。

なぜ自主運行バスか。地域交通の第一義の目的は交通空白地の足の確保にあります。それに加え、効果として自主運行バスによって住民の助け合い支え合うコミュニティづくりを期待するところがあります。顔なじみの人が運行することにより高かったデマンドタクシーの敷居を少しでも下げることができるのではないか。また、近隣の先進地域では自主運行バスのルート沿線に人が集まるコミュニティカフェができたという事例も聞きます。

ということで、このあとさらに詳細を推進チームで詰め、3月には住民のみなさんに説明ができて、ご意見をうかがう段取りができればと思っています。よろしくお願いいたします。



1/19の推進チーム会議-猪井先生をお迎えして



  
タグ :地域交通


Posted by 矢野町交流広場 at 14:17Comments(0)地域づくり事業

2013年11月15日

「矢野再発見!セミナー」開催のご案内



今年3月に住民の手で作り上げた「矢野町ふるさと自立計画」。
(参照→http://yanochohiroba.tenkomori.tv/e326164.html

矢野町まちづくり推進委員会では、その実践プロジェクトの一つ「”矢野郷土巡り”ウォーキングコース設定と矢野の歴史・自然等地域再認識プロジェクト」の一環として『矢野再発見!セミナー』を企画しました。

今回のセミナー第1弾は歴史編。全4回のシリーズとして「矢野と秦氏伝承~地域に刻まれた記憶~」と題して行います。自分たちの住んでいる矢野という地域は「こんななんだー」とあらためて再発見・再認識してみましょう。まずは知識からということで、多くの方のご参加をお待ちしております。

詳しくは、下のチラシをご覧いただき(画像をクリックすると大きくなります)、事前申し込みください。矢野町外の方でもどなたでも参加OKです。


    
チラシ表            チラシ裏


こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 13:25Comments(0)地域づくり事業

2013年07月02日

地域交通講演会



6月29日、矢野公民館で「矢野町地域交通講演会」が開催されました。約80名の参加がありました。

矢野町は高齢化が進む中で、将来に向けて住民の足をいかに確保するかが課題となっています。そこで、矢野町は昨年は交通ヒアリングを全14集落で開催し、地域交通の実現を目指して動き出しました。

地域交通のとは何か、その実現には何が重要なのか、まずは住民のみなさんが同じ意識に立つ上で、大阪大学大学院工学研究科の猪井博登先生をお招きし、「地域における交通手段の確保-住民主体のまちづくり-」というテーマで講演いただきました。先生は佐用町江川地区の地域交通の立ち上げや運用にも関わっておられます。


地域交通の実現にあたっては、いろいろと法的な規制や制約があって、なかなか大変そうです。でもやるしかない。

地域交通とは、「地域のための、地域による公共交通」ということで、「地域による」というのがミソだということ。つまり、行政や事業者だけでなく、当事者で一番身近な住民自身が参加して作り上げる必要があるということですね。そして、地域交通を住民が議論しそうして作り上げた経験がまちづくりや地域活動の強化につながっていくんだということでした。江川地区では路線にコミュニティカフェができ、人が集まる場となっているそうです。

地域交通は「誰かが」ではなくて、地域住民みんなが協力し合い、ある程度負担もしなければ実現しない。それには「共感」を呼び起こすことが大事だというお話でした。互いに思い合う心でもって住民が助け合い、そこから得られる幸福の果実を住民みんなが分かち合えるようになればと思いました。

このあとは、地域交通推進チームで協議を重ね、それをたとえば集落毎に細かく意見をうかがい、これを繰り返しながらよりよい地域交通を創り上げていければと思います。また、意見交換でもありましたが、まずはデマンドタクシーや路線など現行制度における改善にも取り組む必要があるようです。

ということで、矢野町のみなさん、みんなでがんばっていきましょう。ご協力よろしくお願いいたします。




こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 15:07Comments(0)イベント等報告地域づくり事業

2013年06月11日

「矢野町ふるさと自立計画」概要版

そうだ、忘れていました。
ここでも随時取り上げてきましたように、3月に住民の手で作り上げた「矢野町ふるさと自立計画」ですが、その概要版のパンフレットが4月に出来上がっています(A3の二つ折り)。矢野町の住民のみなさんには各戸配布したのですが、ここ(ブログ)でお披露目するのを忘れていました。遅くなりましたが、どうぞご覧ください。

それぞれの画像をクリックすると大きくなります。



1ページ目


「都市に一番近い農村『矢野』 目指せ、イケてる田舎!」をキャッチコピーに、地域資源(歴史、自然、農業)を活かし自らが誇れるふるさとづくりを行います。

最大の目標を、地域を維持するため定住人口の確保においています。そして、それを推し進めるプロセスの中で、マインドと仕組み(主観と客観)において「自律した地域」すなわち地域自治の確立を目指します。




2ページ目


将来像のポイントは、歴史や自然、農業、今ある地域資源に目を向け(価値の再認識)、それらを活かして住んでいる住民自らが「ここ(矢野)が好きだ」と大声でいえる地域(ふるさと)を作ろうというところにあります。そうして、そんな再認識した価値に住民の人情(おもてなしの心)を添えて外部に発信し、都市部との交流を創出し、その先に新たな定住へとつなげたい。

数ある取り組みのアイディアから、①地域の子ども育みプロジェクト②矢野郷土巡りプロジェクトを率先して取り組むリーディングプロジェクトと位置付けました。




3ページ目


地図を見てもらえば一目瞭然、矢野町は大部分(約90%)が里山に囲まれています。この里山にはかつて住民が行き来する生活道が張り巡らされていました。「矢野郷土巡りプロジェクト」において、これを貴重な地域資源として横断的に整備・活用し、フットパス観光事業につなげていきたいと考えています。




4ページ目


この「矢野町ふるさと自立計画」を実現に向けて進めるため、現在始めている取り組みも含めて5つの「地域づくり重点実施項目」を掲げ、それぞれに推進チーム等を結成し、行政や企業と協働して進めることにしました。これは、その先には地域の運営を実効的に担うことができる組織作り・仕組み作りまでにらんでいます。

そして、たとえばそれぞれの重点実施項目は独立しているのではなく互いに連関しており、将来的な矢野町は人が支え合い、希望ある地域として、夢ある総合的なまちづくりを描いています。


5つの推進チーム等

①フットパス事業推進チーム

②キャッサバ事業推進チーム

③地域交通推進チーム

④矢野町活性化検討チーム

⑤定住促進プロジェクトチーム

こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 16:22Comments(0)地域づくり事業

2013年03月12日

「矢野町の将来像」解説-ふるさと自立計画から




これは今回出来上がった「矢野町ふるさと自立計画」「矢野町の将来像」です。なんか具体的ではなく漠然としていませんか。

しかし、私は今回の自立計画の策定で一番よかったのは、この「矢野町の将来像」、つまりこれからの矢野町の地域づくりの指針といいますか、方向性を示せたことにあるのではないかと思っています。

今回「矢野町ふるさと自立計画」の策定にあたったメンバーは、主に30代から50代前半の比較的若い人たちで、これから中心になって矢野町を担っていく人たちです。そして彼らは生まれてからずっと矢野という方だけではなく、外から矢野に来られた方(Iターン組)、一度矢野を離れたが戻ってこられた方(Uターン組)、矢野出身で今は外に出ているが将来的には帰ってこようと考えている方(Uターン予備軍)の方たちが、多かったのが特徴です。

この将来像は、ずっと同じところにいては分からないけれども、一度外を経験された方が、あらためて矢野の良さに気づき、それはかけがえのないものとして住民みんなが再確認し、誇りと自信をもって後世につなげていきたいという、切なる想いが感じられるすばらしいものだと、私は思います。そして、そのかけがえのないものを地域資源として、それを活かした地域づくりを行おうという意志も感じられます。

何より開発・発展一辺倒ではない、絆や共存・共生といった時代感覚にマッチしたものになっています。すばらしい!





こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 16:35Comments(0)地域づくり事業

2013年03月08日

里山フットパス整備構想-ふるさと自立計画から




先日作り上げた「矢野町ふるさと自立計画」。その中で率先して取り組むものとして、すなわちリーディング・プロジェクトとして「“矢野郷土巡り”ウォーキングコース設定と、矢野の歴史・自然等、地域再認識プロジェクト」が上げられました。

それは、上の矢野町のマップを見れば一目瞭然です。矢野町は矢野川やその支流の谷筋に人家が集まり、大部分が山林です。すなわち「里山」です。昭和30年代40年代ぐらいまでは、稲作の燃料や家畜の飼料をここから採取してきました。つまり、里山も生産の場、一部だったのです。地域資源だったわけです。

しかし、時代は変わり動力が家畜から機械へ、燃料が飼料から石油へ、肥料が草から化学肥料へ、いわゆる燃料革命により、里山がかつての里山としての機能は必要なくなりました。その結果、人手が入らなくなり、今や山は荒れ放題で、シカやイノシシの獣害がひどくなってきています。

でも、今でも矢野町の90%以上を占める里山は、地域の自立を考える上でやはり豊富な地域資源と捉えるべきでしょう。少し前の時代、高度成長期からバブル崩壊までは、この里山にゴルフ場建設の話もありました。しかし、今はそんな時代ではありません。

自然を大規模に破壊しないで自然を謙虚に活用し、自然と人間が共存できる。今はそういう時代だと思うのです。そう見たときこの里山のフットパス整備事業はそれにピッタリではないでしょうか。かつて里山は生産の場、生活の場であったわけですから、榊から能下に抜けるルートや釜出から廃村となった黒蔵を通って榊にでるルートなど、すでに人が行き来したルートが里山の中を縦横無尽に走っています。新たにルートを切り開くというのではなく、それを復活させようというわけです。眠っていた90%の地域資源が息を吹き返します。

そうして都市部の健康志向の人たちを矢野町に迎え入れます。そして、彼らが矢野町の地の特産品に触れ気に入り購入し、また古民家レストランやカフェで舌づつみを打ちます。つまり、彼らが地域にお金を落としていきます。これを着地型旅行、着地型観光といいます。

そうすると、空き家を改修した「古民家レストラン」や「古民家カフェ」、「ゲストハウス」など宿泊施設、特産品の販売所等、インフラ整備が必要となってきます。また、整備したフットパスを使って子どもたちの体験学習や自然教育もでき、地域と子どもたちを結びつける一助となります。このように、里山のフットパスやハイキングコースの整備を発端に矢野町のまちづくりが広がっていきます。なんか楽しいですね。ワクワクします。


大きな構想マップを下に載せておきましょう。




画像をクリックすると大きくなります


こ  


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2013年03月06日

「ふるさと自立計画」策定報告会




3月2日(土)夜7時から矢野公民館で第9回「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いを行いました。

今回は最終回というこで、住民のみなさんにでき上がった「矢野町ふるさと自立計画」の策定報告会となります。

約30名の方が集まり、作成の過程、その中で出た意見やいろんなアイディア、将来像(地域づくりの方向性)、リーディングプロジェクト、今後の進め方などを報告しました。

また、同時に進めていた矢野町の公式ホームページの紹介もしました。

後半は、農村計画が専門で兵庫県立大学環境人間学部教授の三宅康成先生から「農村地域におけるこれからのむらづくり」ということで講演をいただきました。

交流促進(イベント)だけではなく、観光開発(収益事業=人が来て地域にお金を落とす)も加えて、それが持続可能な地域づくりになると。そういう意味では、今回リーディングプロジェクトのウォーキングコースの設定はそういう事業につながるものだと思います。

他には、矢野もそうですが、どこの農村も最終的な目標は「定住」ということになります。それは外部から人が来てもらうというより、まずはいかに地域の子どもたちが出ていかないで住むかの方が現実的で、それには子どもたちが地域に誇りを持てるよう地域が子どもたちに関わっていくことが大切だということです。

そして、最後の質問コーナー。どうしたらまとまりができるのか。そうなんです。これが地域づくりの根本課題だと私は思っています。今回自立計画にあげた重点実施項目についてもそれを推進していくチームを今後作っていきます。さて、どうやって。

三宅先生もおっしゃっていましたが、今のところ明確な回答はありません。ただヒントとして、ミッションだけで集められた関係ではないようです。私のいう「『仲間』という関係」、それが共同体の本質だと考えています。「『仲間』という関係」にいかに作り上げていけるか、もっていけるか、が大事なのだと思います。それをみんなで考えていきましょう。




会長のあいさつから始まりました


ホームページの紹介です(もうすぐ(3月中)公開です)


三宅先生


お話の内容



こ  


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2013年02月22日

第8回ふるさと自立計画寄合いと報告会の案内




2月17日(日)午後7時より、第8回「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いが矢野公民館で行われました。

今回のテーマは「『ふるさと自立計画』素案の内容を確認しよう」ということで、アドバイザーさんがまとめてくださった自立計画の内容を訂正・追加等確認する作業を行いました。自立計画の中身はこれまで計7回行われた寄合いの内容を、順を追ってまとめた形となっています。

結果として、今回の寄合いの中で矢野町の自立のために辿りついた、地域が率先して取り組むリーディング・プロジェクトは、「”矢野郷土巡り”ウォーキングコース設定と、矢野の歴史・自然等地域再認識プロジェクト」ということになりました。

そこに、私からの提案で、もう少し矢野町の地域づくりの方向性が全体として見えるように次の5点を矢野町の地域づくり重点実施項目としてあげてもらうことになりました。

1 フットパスで矢野を体感観光 (今回のリーディングプロジェクト)
2 キャッサバの6次産業化 (地域の経済的自立の核とすべく現在取り組み中)
3 地域交通の実現 (交通弱者の足を確保するために現在進行中)
4 コンビニ設置検討会の設置 (町内にコンビニが一つもなく、住民の生活的要望も高くと地域のセーフティネットとしての必要性もある)
5 定住促進協働プロジェクトの立ち上げ (将来構想の最終目標は「矢野に定住」。そのために地域・行政・専門家の3者協働で空き家の再生活用に取り組む)

矢野町の地域づくりのイメージは、これらが互いに連関しながら作り上っていくイメージです。

ということで、次回最後となる第9回「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いは、一般の住民の方も来ていただいて、自立計画策定の報告会ということになります。下記のとおり開催しますので、みなさんの参加をお待ちしています。


「矢野町ふるさと自立計画」策定の報告会

日 時 平成25年3月2日(土)19時~21時
場 所 矢野公民館
内 容 ①「矢野町ふるさと自立計画」について報告
     ②矢野町ホームページの開設について
     ③講演「農村地域におけるこれからのむらづくり」
       講師 兵庫県立大学環境人間学部教授 三宅康成先生
     ④意見交換等
     ⑤その他

以上

こ  


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2013年01月15日

第7回ふるさと自立計画寄合い




12日夜、7回目の「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いを榊の西教寺で行いました。

今回は、前々回から引き続き「"地域の将来像”実現に向けた具体的な取り組み内容を考えてみよう!-その3」です。3つの重点取り組みに対し、その一つ、「自然と歴史に育まれた郷土を巡るフットパスの整備・開拓事業」について5W1Hを組み立てていきます。

矢野町内の里山ハイキングコースや平野部ウォーキングコースを開拓あるいは整備し、それを使って地域が収益を得られる事業にまで持っていくには、そこまでにいろんなステップを踏む必要があります。そのステップごとに5W1Hを考えていきます。

たとえば、ルートの「調査」(what)について、有志(who)でチームを作り、H25年上期(when)までに、会合と現地調査をする(how)というように。調査の次は実際の「整備」について。またボランティアガイドの養成も必要だし食事の提供など、一つの事業を成立させるためにはいろんな枝葉が出てきます。

他にも寄合いの中で、レンタル自転車の設置やネット環境の整備の必要性、準備段階からの情報発信、マニュアル作成のための勉強会、宿泊施設の設置(古民家改修)など、フットパス事業から様々なwhatが見えてきました。

「まちづくり」とは、すなわちトータル的な見地で構築する、プランを練るということなのでしょう。5W1Hでも特にwho(だれが)が一番重要であり、頭を悩ませるところとなります。どうやって同士や仲間を組むことができるのか。答えは簡単には出てきません。

ということで、今回でワークショップ形式のワーキングは終了で、次回はこれまでのまとめ(ふるさと自立計画案)をアドバイザーさんが仕上げ、それについて修正なり追加の議論をすることになります。いよいよこの寄合いも大詰めになってきました。もう少しです。ガンバリましょう!

なお、矢野町の公式ホームページも並行して作成に掛かっています。いいのができそうですよ。

こ  


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2012年12月18日

第6回ふるさと自立計画寄合い




12月15日(日)19時から榊の西教寺で第6回「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いを行いました。今回はみなさん予定が重なったり天気が悪かったりで参加者が少なかったです。

今回のテーマは前回に引き続き「"地域の将来像”実現に向けた具体的な取り組み内容を考えてみよう!-その2」です。前回まとめた取り組みの内容は次の3点でした。

①地域と子どもをつなぐ教育プロジェクト
②「矢野学」の創設
③自然と歴史に育まれた郷土を巡るフットパスの整備・開拓事業


今回は、それぞれに対して5W1Hを決めていこうということです。ちなみに、5W1Hとは、what(何を)、where(どこで)、who(誰が)、when(いつ)、how(どうやって)で、一つの取り組み(事業)に対してそれらを決めて実現していこうというものです。ただ、本当に地域の自立計画として実効力のある事業とするには、もっと一つのテーマに対してメンバー同士で議論が必要で、形式的に進めてもいいものができるとは限りません。

一番目の「地域と子どもをつなぐ教育プロジェクト」に関して、具体の事業を作っていくにあたって前回と状況が変わっていました。それは、矢野小学校の統合が凍結されたことです(このことについては触れません)。もともとこのプロジェクトは小学校の跡地利用というところから始まり、その視点と統合という心持ちのなかで計画してきました。メンバー内でも当事者の方もおられ、つい先日決まったことで気持ちの整理がつきませんので、今回議論はしないということになりました。

でも、地域が子どもたちに関わり「矢野っ子」を育てるという方向性は、統合あるなしに関係ありませんので、むしろそのことについてあらためて考えるいい機会だと捉えて進めていきたいと思っています。

で、今回は三番目の「フットパスの整備・開拓事業」で矢野町の地図を見ながら議論しました。矢野町は大部分が里山で占められ、かつてはその中を縫って隣村に行ったりしていました。そんな生活ルートが網の目のようにあります。それらを復活させ体験型観光として地域の収益事業につなげようというものです。

  感状山から羅漢へのショートカットのルートがあるね
  今度清掃活動をする犬塚から三濃山へ登るコースをまずは整備しよう
  釜出から廃村の黒蔵村のルートを復活させよう
  そして黒蔵村から榊に回るコースも。周遊コースになるね。
  菖蒲谷(たつの市)へ抜けるコース(近畿自然遊歩道)も
  それやったら瓜生から小河、そして小野豆に抜けるコース(近畿自然遊歩道)も
  榊の西教寺の脇から森に抜けられるで
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もうなんぼでもあります。そして、そのルートのいたるところに歴史的遺産が存在します。この地域はなんと地域資源が豊富なことでしょう。

あと、人を呼ぶのに欠かせないのが「食」です。釜出と能下あたりで空き家となっている古民家を改修して古民家レストランをぜひやりたいね、という共通の意見がでました。

次回は実現に向けてさらに詰めていきます。次回、1月12日(土)19時から同じく榊の西教寺です。

それから、矢野町まちづくり推進委員会では、今年度の「ふるさと自立計画推進モデル事業」に矢野町のホームページの立ち上げを計画に入れています。12月22日(土)19時からその打ち合わせを矢野町交流広場で行います。

こ  
タグ :自立計画


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2012年11月21日

第5回ふるさと自立計画寄合い

11月18日(日)夜7時から9時半まで、前回に引き続き榊の西教寺第5回「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いを行いました。今回は、将来の矢野を引っ張ってくれるであろう20代の若者が一人、参加してくれました。うれしいことです。

今回のテーマは、「”地域の将来像”実現に向けた具体的な取り組み内容を考えてみよう!-その1」ということで、前回それぞれが出した取り組みのアイディアを、それぞれの思い、地域民による実現性、優先度から話し合って絞っていく作業をしました。

時間が足りなく全てまで話が及ばなかったのですが、その時点でまとめると大きく分けて3つに分けることができます。

一つ目は、地域と子どもをつなぐ教育プロジェクト。

これは、矢野小学校の来年の閉校を見据え、小学校の跡地を拠点に、自然林間学校の開催や学童保育、図書室の地域運営、フリースクールの開校などです。

二つ目は、「矢野学」の創設です。

これは、矢野町ふるさと自立計画の将来像としての、矢野町がふるさとの良さや誇りを再認識できるところだったらいいなということに鑑み、その拠り所となる学問を立ち上げようというものです。まずは、矢野に関する論文を片っ端から集めることになるでしょう。

三つ目は、自然と歴史に育まれた郷土を巡るフットパスの整備・開拓事業です。

矢野町には三濃山、感状山、犬塚など歴史的資源とそこを結ぶルートが数多くあります。そのルートはかつての生活道でもありました。それをもう一度整備してハイキングコースとする。また、新たに縁切り地蔵、縁結び地蔵などパワースポットを巡るルートも開拓しようというものです。こうして観光ルートを整備し、自然や歴史、健康志向の町外の人を呼び込みます。

この他にも、矢野町には柿がいっぱいなっています。この柿は取られず、ほどんどがそのままほったらかされています。この柿を利用して何か特産品を開発して、海のカキと里のカキで売り出すアイディア、また、矢野町のゆるキャラを作る意見もありました。

次回は、今回時間がなくて取りこぼした点にも触れ、プロジェクトを確定し、実際の事業計画(プログラム)策定に入ります。

次回開催は、12/15日(土)19時からまた、また榊の西教寺です。






  
タグ :自立計画


Posted by 矢野町交流広場 at 17:34Comments(0)地域づくり事業

2012年10月24日

第4回ふるさと自立計画寄合い

10月19日19時から榊の西教寺で本堂をお借りして、4回目の「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いを行いました。お寺はもともと人が集う場所でしたから、人が頭を寄せ合って話し合う寄合いにはうってつけの場所ですね。そこには荘厳たる仏さんがおってですから身が引き締まります。

さて、前回までは矢野町の課題とか自慢できるものなど矢野町の現状把握がメインでしたが、今回から将来的にどんな矢野町にしていくか、実際に計画を作っていきます。で、今回のテーマは「”地域の将来像”実現に向けた取り組みを考えてみよう!」。前回作った矢野町の将来イメージ(下記)を実現するために行う取り組みをあげていきます。

矢野町の将来イメージ

  住民が自分たちの町を 胸を張って大好きだと言えるようなところ

  昔から受け継いできた歴史、文化、農業・・・ 今ここにあるものの良さを再認識できるようなところ

  

はじめに、地域コミュニティ推進員の私の方から、昨年作った「矢野町地域づくり将来構想(たたき台)」とこれまでの寄合いで出た意見をふまえてあらためて「矢野町ふるさと自立計画(たたき台)」を作成し提示しました。これによって現在の矢野町が抱える課題を全体的に捉え、地域づくりの全体像を確認することができます。これを参考に、抜けている課題も含め今後矢野町が事業としてやっていく取り組みをみなさんで考えていきました。ちなみにその参考資料は追記にあげておきました。

今回の寄合いの中で私が印象的だったのは、人づくりや教育の面で話が盛り上がったことです。高齢化と若者人口の減少の矢野町にあって根本的な課題としては矢野町という地域の維持・存続ということがあります。それには矢野町にそれを担う人がいなくてはいけません。矢野町に住みあるいは仕事でも矢野町に関わる人を作らなければいけない。つまり、矢野町に関わる人づくり・人おこしが長い目で見た矢野町の地域づくり事業の一つの方向性だといえます。

そんななか今回の寄合いでは、矢野小学校の閉校ということもあり、その跡地利用も考えてフリースクールを作る、サマースクール・自然学校を開校するという意見が出ました。子どもの時から矢野という地域に親しむ人間を育てる、そのことがひいては矢野の人材へとつながるという長期的な計画です。地域と子どもたちの関係がこのまま薄くなっては矢野町は立ち上がれないのではないか、そんな危機感があります。

実は、以前にもコスモストークのところで書きましたが、相生市は人づくりを施策の一つの柱にあげています。市の施策と合致するものであり、また教育特区を掲げる相生市としても、地域の特徴・地域性を活かした人づくり事業の取り組みとして理解できるのではないでしょうか。

教育面でもっと手軽なところでは、小学校統合のあと、矢野小学校で放課後、地域の人が宿題などをみる学童保育を行うという意見もありました。

それでは、その他に今回の寄合いでみなさんに出してもらった取り組みのアイデアをいくつかあげておきましょう。


・みんなで作った将来イメージから矢野町は「いけてる田舎」をめざそう

・お年寄りの足としての地域が運営する地域交通の実現させよう

・矢野町内にお年寄りが買い物できるコンビニを設置しよう

・赤穂より近隣に産婦人科のある総合病院を(たとえばテクノに)

・里山の整備で間伐材をバイオチップなどエコに活用

・里山の整備としてもハイキングルートを整備して人を呼ぼう

・エコな町として、たとえば太陽光、バイオ、小水力発電に取り組もう

・アカデミックな矢野学を創設し講座を開講しよう (住民が自分たちの住む矢野を知ろう)

・障がい者やお年寄りが来やすい町に

・小学校の給食室を特産品の加工所に

・道しるべをつくろう

・竹細工を地場産業に

・特産品を広くネットで販売しよう

・外国人を呼べる町にしよう

・ザクとか人を呼べるキャラクターの像を作ろう

・矢野の食材(たとえばキャッサバ芋)を使った料理コンテストをし、加工品を開発しよう

など

次回からは、これらアイディアから何を優先的にどうやって具体的に取り組むのかを考えていきます。



西教寺(榊)の本堂で





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Posted by 矢野町交流広場 at 14:20Comments(0)地域づくり事業