2012年11月08日
◆キャッサバ芋の苗木取りと保存作業
今、矢野町では地域の収益源と耕作放棄地の有効活用にシカやイノシシの獣害に強いと言われている「キャッサバ芋」の栽培を試験的に始めています。
11/7(水)、朝8時に各集落の総代さんが集まり、来年に向けたキャッサバ芋の苗木取りと、キャッサバ芋は熱帯の植物なので越冬のための保存作業をしました。
まず大きな剪定バサミで緑色の葉っぱの部分を切り落とします
(事前に苗となる茎の部分については葉っぱを落としてあります)
葉っぱを切り落とした状態のキャッサバ芋
それを根元から草刈り機でカットしていき、カットされた茎を集めます
苗となる集められた茎
草刈り機でカットした部分を痛みが少ないようにのこぎりできれいな面にします
苗木が2本とれる長い茎が800本、1本だけ取れる短いのが約500本で、
約2000本の苗木(2反分)を何とか確保しました
ここで、実際に芋を数株掘ってみました
手掘りではとても大変なので、今回はチェーンブロックを使って引き上げます
でも、紐をうまく芋に引っ掛けるのが一苦労
おお、芋がその形のままでてきました
どんな芋が顔を出すのか、土が盛り上がって芋が出てくるところはおもしろいですね
子どもたちが喜びそう
にんまり
お昼休憩の後は保存作業です。キャッサバ芋は熱帯の植物なので栽培にはどうやって苗木を越冬させるかが一つの課題です。今回は、イチジクのように苗木を土に埋める方法で試験的にやってみることにしました。
田んぼに苗木を2~3重に並べて置きます
耕運機を使って土を被せます
真ん中辺はジョウレンで土を載せていきます。10cm以上
水を逃す排水路も掘ります
完成です。うまく冬を越してくれるでしょうか。祈りましょう
お知らせです。11月25日(日)13:30から「いぶき」でキャッサバ芋の大収穫祭を予定しています。矢野町の人たちにキャッサバ芋を知ってもらうためにキャッサバ芋のコロッケやチップスなど来場者に無料で提供します。町内外多くの方のお越しをお待ちしております。
また、そのときにキャッサバ芋の実物をお持ち帰りいただて(無料)、矢野の特産品となるようなキャッサバ芋を使った料理(レシピ)を考えてもらう料理コンテストも計画しています。
詳しくはまたのちほどお伝えします。取り急ぎお知らせまで。
こ
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