2012年12月18日

第6回ふるさと自立計画寄合い




12月15日(日)19時から榊の西教寺で第6回「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いを行いました。今回はみなさん予定が重なったり天気が悪かったりで参加者が少なかったです。

今回のテーマは前回に引き続き「"地域の将来像”実現に向けた具体的な取り組み内容を考えてみよう!-その2」です。前回まとめた取り組みの内容は次の3点でした。

①地域と子どもをつなぐ教育プロジェクト
②「矢野学」の創設
③自然と歴史に育まれた郷土を巡るフットパスの整備・開拓事業


今回は、それぞれに対して5W1Hを決めていこうということです。ちなみに、5W1Hとは、what(何を)、where(どこで)、who(誰が)、when(いつ)、how(どうやって)で、一つの取り組み(事業)に対してそれらを決めて実現していこうというものです。ただ、本当に地域の自立計画として実効力のある事業とするには、もっと一つのテーマに対してメンバー同士で議論が必要で、形式的に進めてもいいものができるとは限りません。

一番目の「地域と子どもをつなぐ教育プロジェクト」に関して、具体の事業を作っていくにあたって前回と状況が変わっていました。それは、矢野小学校の統合が凍結されたことです(このことについては触れません)。もともとこのプロジェクトは小学校の跡地利用というところから始まり、その視点と統合という心持ちのなかで計画してきました。メンバー内でも当事者の方もおられ、つい先日決まったことで気持ちの整理がつきませんので、今回議論はしないということになりました。

でも、地域が子どもたちに関わり「矢野っ子」を育てるという方向性は、統合あるなしに関係ありませんので、むしろそのことについてあらためて考えるいい機会だと捉えて進めていきたいと思っています。

で、今回は三番目の「フットパスの整備・開拓事業」で矢野町の地図を見ながら議論しました。矢野町は大部分が里山で占められ、かつてはその中を縫って隣村に行ったりしていました。そんな生活ルートが網の目のようにあります。それらを復活させ体験型観光として地域の収益事業につなげようというものです。

  感状山から羅漢へのショートカットのルートがあるね
  今度清掃活動をする犬塚から三濃山へ登るコースをまずは整備しよう
  釜出から廃村の黒蔵村のルートを復活させよう
  そして黒蔵村から榊に回るコースも。周遊コースになるね。
  菖蒲谷(たつの市)へ抜けるコース(近畿自然遊歩道)も
  それやったら瓜生から小河、そして小野豆に抜けるコース(近畿自然遊歩道)も
  榊の西教寺の脇から森に抜けられるで
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もうなんぼでもあります。そして、そのルートのいたるところに歴史的遺産が存在します。この地域はなんと地域資源が豊富なことでしょう。

あと、人を呼ぶのに欠かせないのが「食」です。釜出と能下あたりで空き家となっている古民家を改修して古民家レストランをぜひやりたいね、という共通の意見がでました。

次回は実現に向けてさらに詰めていきます。次回、1月12日(土)19時から同じく榊の西教寺です。

それから、矢野町まちづくり推進委員会では、今年度の「ふるさと自立計画推進モデル事業」に矢野町のホームページの立ち上げを計画に入れています。12月22日(土)19時からその打ち合わせを矢野町交流広場で行います。

こ  
タグ :自立計画


Posted by 矢野町交流広場 at 17:41Comments(0)地域づくり事業