2013年03月12日
◆「矢野町の将来像」解説-ふるさと自立計画から
これは今回出来上がった「矢野町ふるさと自立計画」の「矢野町の将来像」です。なんか具体的ではなく漠然としていませんか。
しかし、私は今回の自立計画の策定で一番よかったのは、この「矢野町の将来像」、つまりこれからの矢野町の地域づくりの指針といいますか、方向性を示せたことにあるのではないかと思っています。
今回「矢野町ふるさと自立計画」の策定にあたったメンバーは、主に30代から50代前半の比較的若い人たちで、これから中心になって矢野町を担っていく人たちです。そして彼らは生まれてからずっと矢野という方だけではなく、外から矢野に来られた方(Iターン組)、一度矢野を離れたが戻ってこられた方(Uターン組)、矢野出身で今は外に出ているが将来的には帰ってこようと考えている方(Uターン予備軍)の方たちが、多かったのが特徴です。
この将来像は、ずっと同じところにいては分からないけれども、一度外を経験された方が、あらためて矢野の良さに気づき、それはかけがえのないものとして住民みんなが再確認し、誇りと自信をもって後世につなげていきたいという、切なる想いが感じられるすばらしいものだと、私は思います。そして、そのかけがえのないものを地域資源として、それを活かした地域づくりを行おうという意志も感じられます。
何より開発・発展一辺倒ではない、絆や共存・共生といった時代感覚にマッチしたものになっています。すばらしい!
こ