2015年03月20日

松本恵司先生の講演―海のある農芸都市、相生矢野荘

3年前、三濃山を多くの方に知ってもらおうと矢野町で「三濃山シンポジウム」を開催し、歴史家の松本恵司先生に講師をしていただきました。先月のことですが、その松本先生の講演が2/21に文化会館であるということで聴きに行きました。

松本先生は「相生矢野荘友の会」の会長をされていて、その会は相生市の歴史を日本の時間と空間の中に位置づけ、ただ歴史を学ぶだけに終わらず、それを踏まえながら相生市の未来を考えていこうというものです。

そのなかで先生は相生市の一つの方向性として「海のある農芸都市-相生矢野荘」というコンセプトを打ち立てられました。相生矢野荘(あいおいやののしょう)、これは現在の相生市が中世の荘園「矢野荘」とほぼ同じというところからきています。

「海のある農芸都市」。このフレーズからいろんなことがイメージされていきます。まだ決まった概念ではなく、具体的には今後みんなで作り上げていこうということです。

今回の講演は「歴史に学ぶ、相生矢野荘」ということで、相生矢野荘の歴史の概観を一気に駆け抜けました。このときの講演のパワポの内容を先生は動画に作りかえられ、ユーチューブにアップされています。どうぞご覧ください。


https://www.youtube.com/watch?v=_ERJGmAi9-g

なお、次回松本先生の講演が「相生市史に学ぶ矢野荘入門」というテーマで、3/28(土)13時から相生市民会館であります。先生の講演はほんと分かりやすいです。一人でも多くの参加をお待ちしています。



松本恵司先生


相生矢野荘をイメージした会のマーク


北から眺めた相生矢野荘


矢野町能下にある犬塚・三本卒塔婆


相生矢野荘がかつて輝いた時代は、中世の矢野荘と近現代の播磨造船の時代
次に目指すは、アーバンからルーラルへ
自然と一体となったまちづくり「海のある農芸都市」

こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 10:58Comments(0)イベント等報告地域づくり事業