2015年09月14日
◆「認知症サポーター養成講座」を受講しました
矢野町でコミュニティ福祉を手掛けるにあたり、9月8日、JA矢野支店の「ふれあい広場」で「認知症サポーター養成講座」(西播磨営農生活センター主催)があるというので受講しました。矢野町、若狭野町、他からも合わせて約40名の参加がありました。
相生市キャラバメイトによるフリップを使った認知症の講義と寸劇で認知症の理解を深め、対応の仕方を学びました。寸劇では、認知症のおばあさんに対する認知症を知らないお嫁さんと近所の人のまずい対応と彼らが養成講座で認知症を学んでからの良くなった対応を演じられました。認知症を理解し対応を少し学ぶだけで認知症の方の生きやすさがずい分変わります。
認知症は誰にでも起こり得る脳の病気で、85歳以上では4人に1人がその症状があるそうです。先日、厚生労働省が示した認知症国家戦略案の推計によると、団塊の世代が75歳以上になる2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症だそうです。これはもう、右を向いても左を向いても認知症の方がいて、地域に認知症の方がいるのがあたりまえ、認知症の方と一緒に生活するのが一般的ということですよね。
そうなると、認知症サポーターは現在約630万人、H29年度末には800万人を目指すとありましたが、これはもう特定のサポーターがということでなく国民全員がある意味強制的にでも養成講座を受け、国民全員が認知症を理解しその対応を学ぶ必要があるのではないかと思いました。国民全員がサポーター、それが当たり前の社会へ。
相生市キャラバンメイトさんによる講義
寸劇
講座終了してオレンジリングをいただきました
認知症の人への対応 ガイドライン
〇基本姿勢〇
認知症の人への対応の心得〝3つの「ない」”
1 驚かせない
2 急がせない
3 自尊心を傷つけない
2 急がせない
3 自尊心を傷つけない
〇具体的な対応の7つのポイント〇
・まずは見守る
・余裕を持って対応する
・声をかけるときは1人で
・後ろから声をかけない
・相手に目線を合わせてやさしい口調で
・おだやかに、はっきりした話し方で
・相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する
・余裕を持って対応する
・声をかけるときは1人で
・後ろから声をかけない
・相手に目線を合わせてやさしい口調で
・おだやかに、はっきりした話し方で
・相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する
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