2012年02月23日
◆三濃山ハイキング下見
先日2月18日、3月4日(日)に開催する三濃山ハイキングのコース下見に、会長と講師先生、朝日新聞の記者さんと私で行ってきました。なんとその日は三濃山に朝方雪が降って薄っすら雪が積もっていました。8時に羅漢の里研修センターに待ち合わせて、出発しました。研修センターから約4kmのハイキングです。
一枚岩の川底
途中、木が山道の上を覆うように倒れていました
ため池「正面谷池」が見えてきました。
昔ながらの佇まいをもつため池で、「The ため池」って感じですね。
正面谷池の石で積まれた洪水吐。趣きがあります。
堤の下にため池の水を取水する樋菅が通っていて、その栓はどうも水中にあるよう。たぶん江戸時代からつづく初期のため池構造が残っているなんて、すばらしい。
光が差す正面谷池
ため池に注ぎ込む水。ここを濡れないように横切ります
旧三濃山村の入り口にある小さなため池
西谷の家屋の跡
建屋の跡
井戸の跡
家屋の跡地
竹で埋まってしまっていますね
村の墓地の跡
これを上った先に
三濃山求福教寺観音堂があります
山頂のアカガシをめざしてもうひと踏ん張り。ここがちょっときつい。
アカガシに到着
薄っすらと雪化粧の三濃山、凛とした空気のなか心地よいハイキングでした。途中、休憩をとったり、村の跡を確かめたり、求福教寺でお話をしたりしてゆっくり上ったら、頂上まで2時間ほどでした。普通に上ると1時間半程度のようです。
研修センターからのコースは、傾斜的にはそれほどきついところもなく、ゆっくりと自然を楽しみながら登ることができるので、ハイキングとしてはもってこいのコースじゃないでしょうか。
ただ、一つ気になったのは、三濃山の山道は砂利や石が多いですね。特に三濃別れから上が。なので特に下りる時、気を抜くと足がくねっとなって少し歩きにくいです。気を付けてゆっくり下りてください。
それから、大雨などで木が倒れたり、大きな石が転がっていたり、山の土砂が崩れているところもあって、安全に通れるところが狭くなっているところもあるので気を付けてください。今後、歩きやすい整備も地域(矢野町)で考えていきたいところです。
こ