2012年09月21日

第3回ふるさと自立計画寄合い

9/17、夜7時より3回目の「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いを行いました。今回は少しでもこの寄合いを地域の方に知っていただこうと場所を矢野公民館から才元の里ふるさと交流館に移し、中野の方にも声をかけさせていただきました。当日のその時間は、急に雨足が強くなり足もとの悪いなか、17名の方が集まってくださいました(うちオブザーバーとして県・市より3名)。

前回までは、地域づくりとは何か、から始まり、矢野町の現状把握ということで地域の抱える課題と矢野町の自慢できるお宝を出し合いました。そして、今回のテーマは、「“地域の将来像、目標”は??将来イメージを考えてみよう!」です。

今回は中野から4名の方が参加くださったので、中野地区と策定委員の2班に分かれて、前者は中野地区の後者は矢野町の将来イメージを各自出し合って、最終的に「中野は、将来こんなだったらいいなぁ」、「矢野町は、将来こんなだったらいいぁ」という形でポエム的にまとめました。ぼくは中野地区の班に入れていただきました。

それでは結果を紹介しましょう。中野地区の班から

私たちが暮らす中野地区は、

一.中野は、集落が一つの家族みたいに暮らせるところだったらいいな・・・
一.豊かな自然(川やたんぼ)と一緒に暮らせるところだったらいいな・・・
一.ホタルや魚、だれもが暮らせるところだったらいいな・・・
一.ふるさと交流館にいろんな人が集まって活き活きと暮らせるところだったらいいな・・・

となりました。中野地区の班は50歳以上の班となったのですが、これを見るとみなさんが子どもの頃実際に過ごされた中野の村風景のように思います。時代の流れとともに、あるいは流れに乗って、村のかたち・自然(生き物含め)の様子が変わってしまいました。あの頃は思わなかったけれど、便利さ・快適さと引き換えに無くしていったかけがえのない幸せなものを感じ取ったのかもしれません。

続いて、策定委員のみなさんの班では、

私たちが暮らす矢野町は、

・住人が自分たちの村を胸を張って大好きだといえるようなところだったらいいな・・・
・昔から受け継いできた歴史・文化・農業、今ここにあるものの良さを再認識できるようなところだったらいいな・・・

ほんとにそうですね。矢野町の地域づくりは、矢野町に人が来て住んでもらおうという矢野町への定住が最上位の目標にありますが、そのためには住んでいる人たちが「自分たちの町が大好き」と言えなければなりませんね。自分たちが好きでもない町に人はこないですから。

二つ目のまとめについていえば、太古から積み重ねられてきた由緒ある歴史、そして受け継がれてきた文化に農業-農業はアグリカルチャーといいますからこれも文化ですね、これらを地域の大事な資源・お宝と捉えている視点がここあります。それを再認識できる動きをしましょうということですね。

ということで、次回の第4回ふるさと自立計画策定のための寄合いは、これら矢野町あるいは中野の将来イメージを少しでも実現するための具体的な取り組みを上げていきます。ここからが自立計画策定の佳境に入っていきます。

 

中野地区班


策定委員班


発表(策定委員班)


こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 17:08Comments(0)地域づくり事業