2013年03月06日

「ふるさと自立計画」策定報告会




3月2日(土)夜7時から矢野公民館で第9回「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いを行いました。

今回は最終回というこで、住民のみなさんにでき上がった「矢野町ふるさと自立計画」の策定報告会となります。

約30名の方が集まり、作成の過程、その中で出た意見やいろんなアイディア、将来像(地域づくりの方向性)、リーディングプロジェクト、今後の進め方などを報告しました。

また、同時に進めていた矢野町の公式ホームページの紹介もしました。

後半は、農村計画が専門で兵庫県立大学環境人間学部教授の三宅康成先生から「農村地域におけるこれからのむらづくり」ということで講演をいただきました。

交流促進(イベント)だけではなく、観光開発(収益事業=人が来て地域にお金を落とす)も加えて、それが持続可能な地域づくりになると。そういう意味では、今回リーディングプロジェクトのウォーキングコースの設定はそういう事業につながるものだと思います。

他には、矢野もそうですが、どこの農村も最終的な目標は「定住」ということになります。それは外部から人が来てもらうというより、まずはいかに地域の子どもたちが出ていかないで住むかの方が現実的で、それには子どもたちが地域に誇りを持てるよう地域が子どもたちに関わっていくことが大切だということです。

そして、最後の質問コーナー。どうしたらまとまりができるのか。そうなんです。これが地域づくりの根本課題だと私は思っています。今回自立計画にあげた重点実施項目についてもそれを推進していくチームを今後作っていきます。さて、どうやって。

三宅先生もおっしゃっていましたが、今のところ明確な回答はありません。ただヒントとして、ミッションだけで集められた関係ではないようです。私のいう「『仲間』という関係」、それが共同体の本質だと考えています。「『仲間』という関係」にいかに作り上げていけるか、もっていけるか、が大事なのだと思います。それをみんなで考えていきましょう。




会長のあいさつから始まりました


ホームページの紹介です(もうすぐ(3月中)公開です)


三宅先生


お話の内容



こ  


Posted by 矢野町交流広場 at 13:41Comments(0)地域づくり事業