2011年09月18日

◆「勉強会」を開催します

先月の「矢野町交流広場ニュース」でもお伝えしましたが、矢野町の将来について住民が考える第1回目の「勉強会」9月21日水曜日、夜8時から矢野町交流広場で開催します。どなたでも参加できますので、多くの方の参加をお待ちしております。

日本社会は、戦後から続いた右肩上がりの高度経済成長社会はバブルの崩壊によって終焉し、現状を維持していく持続可能な安定社会に入ったといわれています。しかし、「失われた10年」と呼ばれた90年代を過ぎて10年たった今でも、どうすれば持続可能な安定社会が築けるのか、政治の退廃もあってなかなか確固たる答えを見出せないでいます。

けれども、社会の構造が中央集権から地方分権へという流れは疑いもなく、またその流れゆく先には地域分権があります。つまり、人任せではなく自分たちの町のことは自分たちで考え、決断し実行していかなければならない時代がきたのです。これを「地域自治」といい、そしてこれが「自律した地域」となります。これからは昭和の良き時代と違ってなかなか厳しい時代のようです。

でも、ぼくは心配していません。なぜなら、矢野町の先人たちはこれまで(明治以前)、地域自治を体現し自律した地域を自ら築いてきたからです。しかし明治以後の中央集権国家が村から自治を奪っていきました。だから、それに気付き取り戻せばいいのです。この辺については、またあらためて話しましょう。

ともあれ、矢野町の将来については矢野町の住民自身が考えなければいけないことは明白です。しかし、じゃ、何をどう始めればよいのか。わからないことだらけです。

そこで、とりあえず、住民の意思ある人たちが集まって話し合える、気軽に語れる「場」が必要ではないかと考え、今回の「勉強会」を思いついたわけです。ここで語り合うなかから、矢野町の活性化・元気に何が問題となっているのか、そして実際矢野町のビジョン(総計)を作成し、それを実現するには具体的にどう動けばいいのか、そういうことをみんなで勉強していけたらと思います。

矢野町住民自身の手で、住民だれもが笑顔あふれる矢野町を築いていくために。


「勉強会」を開催します
瓜生大池


「勉強会」を開催します
大池が潤す大地





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Posted by 矢野町交流広場 at 00:19│Comments(0)「勉強会」
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