2011年11月18日

第3回「勉強会」から

11月16日(水)午後8時より、第3回目の「勉強会」を行いました。今回は5名の方が集まってくださいました。

これまで第1回、2回の勉強会から、10年、20年と矢野町の将来を見据えたとき、人口の減少、特に子どもがいない村落もあり、村の存続自体が問題となることが明らかになりました。そこで、矢野町の地域づくりの大きな方向性としてUターン、Iターン含め、矢野町への定住促進、特に若者の定住促進という方向性を見出しました。そこに向かって、そこにベクトルを合わせて矢野町のまちづくり施策を行っていくことになります。

今回は、「田舎に移り住む」という4回にわたる朝日新聞の連載記事(2011.6.17~20)から、いろんな自治体の定住につなげる取り組みの事例を勉強しました。

ここで学んだのは、単発的な施策ではなく、複合的に取り組むことが重要ということです。かつて相生市も「空き家バンク」をしていましたが、うまくいきませんでした。他の自治体の事例では、そこに、古民家を改修して住居を用意し田舎暮らしを体験してもらったり(「体験住宅」)、古民家見学や農業・自然体験を企画したり(「体験ツアー」)、田舎の魅力を伝える努力をしています。また、移り住んでこられた後も、地域との交流をサポートする団体(「交流サポート」)を作ってフォローしています。

要は、一連の戦略をもって行政と協働で進めることだ大事ということですね。矢野町としてもこの辺を組織的に協議できる場を作っていきたいと考えています。前を向いて一歩ずつ進んでいきましょう。




実りの秋(上)




  
タグ :勉強会定住


Posted by 矢野町交流広場 at 15:11Comments(0)「勉強会」