2013年03月29日
◆「犬塚」の桜もう少し

先ほど(29日AM11:00)、「犬塚」のエドヒガン桜を見に行ってきました。
まだ、開花しておらず、もう少しですね。ここ2日ぐらい気温が下がりましたからね。
でも、濃いピンクのつぼみは膨らんでおり、この土日には咲き始めるかな。
来週あたり、花見といきたいですね。
また、このブログでもお知らせいたします。

こ
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2013年03月28日
◆いきいきサロン「ぬくもり」
集落のお年寄りが気軽に集まって楽しめる機会を提供しようと、二木のご婦人方有志が立ち上がり、平成23年10月から活動されています。
現在は、グループ名を「いきいきサロン『ぬくもり』」とし、社会福祉協議会の「ふれあい・いきいきサロン」に登録されて活動を継続されています。「ぬくもり」は矢野町第1号の「ふれあい・いきいきサロン」となりますね。
社協が推進する「ふれあい・いきいきサロン」には、お年寄りが家から外に出ることによって「閉じこもり」を解消し、人と会って話をし大声で笑って、寝たきりや認知症の予防に役立てようという意図があります。
先日26日にそのサロンが二木の公民館で開催されるということをお聞きし、取材におじゃまさせていただきました。この日の参加者は、お年寄りが約30名、スタッフ約10名でした。

at 二木公民館

参加して下さったお年寄りにお昼のお食事が用意されています。

すごい。きっちりとされたお食事ですね
急に来たにもかかわらず、ぼくにも用意してくださいました

食事の後、今回の催しはカラオケです

自慢の喉を披露。みなさんうまいです

盛り上がり、拍手ーーー

世話人代表の福井さんも参加。うまい!
もともと二木で生まれ育った福井さんが、定年されたのを機に、これまでお世話になった集落に何か恩返しがしたいと声をかけ始められたのがきっかけです。
「昔は日常の生活の中で顔を合わす機会が多かったのに、今では少なくなったからね」と、このサロンの意義を話されました。また、お年寄りとスタッフとの世代間交流の場になればとも。
今回はカラオケでしたが、これまでは3から4か月に1回の割合で腹話術、銭太鼓、防災講習などが催されてきました。今後はもう少し簡単なものでも、わずかな参加費をいただきながら月1回ぐらいのペースでできたらなとおしゃっていました。そうですね、続けることが大事ですものね。
「地域コミュニティ」って何かわかったようでよくわからないというのが正直なところだと思います。現在の時代状況を鑑みますと、こういう助け合い、思いやる人同士のつながりをいうのではないかと、そう思えてきます。そして、そこに何か温かいものがものが生まれてくるのだと、そんな気がします。
矢野町の他の集落にもこのようなサロンが拡がればなと思います。
こ
現在は、グループ名を「いきいきサロン『ぬくもり』」とし、社会福祉協議会の「ふれあい・いきいきサロン」に登録されて活動を継続されています。「ぬくもり」は矢野町第1号の「ふれあい・いきいきサロン」となりますね。
社協が推進する「ふれあい・いきいきサロン」には、お年寄りが家から外に出ることによって「閉じこもり」を解消し、人と会って話をし大声で笑って、寝たきりや認知症の予防に役立てようという意図があります。
先日26日にそのサロンが二木の公民館で開催されるということをお聞きし、取材におじゃまさせていただきました。この日の参加者は、お年寄りが約30名、スタッフ約10名でした。

at 二木公民館

参加して下さったお年寄りにお昼のお食事が用意されています。

すごい。きっちりとされたお食事ですね
急に来たにもかかわらず、ぼくにも用意してくださいました

食事の後、今回の催しはカラオケです

自慢の喉を披露。みなさんうまいです

盛り上がり、拍手ーーー

世話人代表の福井さんも参加。うまい!
もともと二木で生まれ育った福井さんが、定年されたのを機に、これまでお世話になった集落に何か恩返しがしたいと声をかけ始められたのがきっかけです。
「昔は日常の生活の中で顔を合わす機会が多かったのに、今では少なくなったからね」と、このサロンの意義を話されました。また、お年寄りとスタッフとの世代間交流の場になればとも。
今回はカラオケでしたが、これまでは3から4か月に1回の割合で腹話術、銭太鼓、防災講習などが催されてきました。今後はもう少し簡単なものでも、わずかな参加費をいただきながら月1回ぐらいのペースでできたらなとおしゃっていました。そうですね、続けることが大事ですものね。
「地域コミュニティ」って何かわかったようでよくわからないというのが正直なところだと思います。現在の時代状況を鑑みますと、こういう助け合い、思いやる人同士のつながりをいうのではないかと、そう思えてきます。そして、そこに何か温かいものがものが生まれてくるのだと、そんな気がします。
矢野町の他の集落にもこのようなサロンが拡がればなと思います。
こ
2013年03月27日
◆『矢野町交流広場ニュース3月号』
『矢野町交流広場ニュース2013.3.25号』をお届けします。
今回は、3月16日と17日に行われた「矢野町ふれあい交流作品展」と23日の「第3回『犬塚』周辺清掃活動」の模様、そして完成した「矢野町ふるさと自立計画」の策定報告会の様子を取り上げています。どうぞご覧ください。

(画像をクリックすると大きくなります)
こ
今回は、3月16日と17日に行われた「矢野町ふれあい交流作品展」と23日の「第3回『犬塚』周辺清掃活動」の模様、そして完成した「矢野町ふるさと自立計画」の策定報告会の様子を取り上げています。どうぞご覧ください。

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こ
タグ :ニュース
2013年03月26日
◆第3回「犬塚」周辺清掃活動
3月23日(土)、第3回目の「犬塚」周辺清掃活動を行いました。
今回は矢野町内外から約60名の方々が集まってくださいました。12月の三濃山ハイキング&清掃活動に引き続いて、相生高校の生徒さん10名も参加してくれました。
1月と2月の前2回で予定していたところのゴミはきれいになりました。
しかし、わずか1か月でまたゴミが捨てられています
(怒)。
今回は、新たに捨てられたゴミとテクノ線少し下まで範囲を広げて清掃活動をしました。
また、「犬塚」下の公園内にあるてんぐ巣病にかかった桜の木や枯れた松の木などを伐採し、公園内をきれいにしました。
そして、樹木医の宮田先生から樽見のエドヒガン桜の子木3本の提供を受け、植樹しました。今後の生長が楽しみです。

「犬塚」の側にある椿の赤がきれいです
手前のエドヒガン桜は膨らみかけですね。今週末ぐらいでしょうか

前2回できれいにしたところにまたゴミがあります

相生高校の生徒さんも参加

今回はほとんどないと思っていたのに、こんなにもゴミが集められました

仕分け作業をします

枯れた松の木を切り倒します

チェーンソーで、倒した木を小さくします

切った木を市が用意下さったトラックに乗せ処分してもらいます

高い位置にある松の枯枝を切ります。落ちないように気をつけてくださいよ

今回の炊き出しは「おでん」です
地域の女性陣が前の日からことこと準備くださいました

具にダシがきっちり浸みておいしいです



高校生も植樹に加わってくれました

最も近い2月生まれの「ヨシユキ君」中心に植樹します


シカ避け対策もしっかりと

命名「相高ヨシユキ桜」

炊き出し班の女性方も植えます

しっかり土を踏んで固めます

命名「矢野べっぴん桜」

最後は自治会、ほか男性陣で


女性陣が「べっぴん」ときたら、男性は「矢野男前桜」と命名
矢野町クリーンキャンペーンと称して昨年12月には「三濃山ハイキング&清掃活動」、そして今年は1月から3回の「『犬塚』周辺清掃活動」を行ってきました。矢野町の地域外からたくさんの方が参加してくださり作業は予定以上にはかどりました。最後には「犬塚」のシンボル、エドヒガン桜の植樹と、想像以上の事業となりました。これも参加して下さった皆様のおかげです。ありがとうございました。
今後も矢野町内外、多くの方がつながって矢野町を魅力ある地域に盛り上げていきたいです。今後ともよろしくお願いいたします。
こ
今回は矢野町内外から約60名の方々が集まってくださいました。12月の三濃山ハイキング&清掃活動に引き続いて、相生高校の生徒さん10名も参加してくれました。
1月と2月の前2回で予定していたところのゴミはきれいになりました。
しかし、わずか1か月でまたゴミが捨てられています

今回は、新たに捨てられたゴミとテクノ線少し下まで範囲を広げて清掃活動をしました。
また、「犬塚」下の公園内にあるてんぐ巣病にかかった桜の木や枯れた松の木などを伐採し、公園内をきれいにしました。
そして、樹木医の宮田先生から樽見のエドヒガン桜の子木3本の提供を受け、植樹しました。今後の生長が楽しみです。

「犬塚」の側にある椿の赤がきれいです
手前のエドヒガン桜は膨らみかけですね。今週末ぐらいでしょうか

前2回できれいにしたところにまたゴミがあります

相生高校の生徒さんも参加

今回はほとんどないと思っていたのに、こんなにもゴミが集められました

仕分け作業をします

枯れた松の木を切り倒します

チェーンソーで、倒した木を小さくします

切った木を市が用意下さったトラックに乗せ処分してもらいます

高い位置にある松の枯枝を切ります。落ちないように気をつけてくださいよ

今回の炊き出しは「おでん」です
地域の女性陣が前の日からことこと準備くださいました

具にダシがきっちり浸みておいしいです



高校生も植樹に加わってくれました

最も近い2月生まれの「ヨシユキ君」中心に植樹します


シカ避け対策もしっかりと

命名「相高ヨシユキ桜」

炊き出し班の女性方も植えます

しっかり土を踏んで固めます

命名「矢野べっぴん桜」

最後は自治会、ほか男性陣で


女性陣が「べっぴん」ときたら、男性は「矢野男前桜」と命名
矢野町クリーンキャンペーンと称して昨年12月には「三濃山ハイキング&清掃活動」、そして今年は1月から3回の「『犬塚』周辺清掃活動」を行ってきました。矢野町の地域外からたくさんの方が参加してくださり作業は予定以上にはかどりました。最後には「犬塚」のシンボル、エドヒガン桜の植樹と、想像以上の事業となりました。これも参加して下さった皆様のおかげです。ありがとうございました。
今後も矢野町内外、多くの方がつながって矢野町を魅力ある地域に盛り上げていきたいです。今後ともよろしくお願いいたします。
こ
2013年03月21日
◆矢野小学校卒業式

本日3月21日晴天、矢野小学校で厳粛な雰囲気の中、卒業式が行われました。
14名の卒業生が矢野小学校から巣立って行きました。
君たちのこれからの人生が幸多からんことを願っています。



卒業生入場です


卒業証書授与
スクリーンには小さかった入学時の写真が一人ずつ映し出されています
大きくなった6年間の成長に感慨深いものがあります




校長先生の式辞
贈る言葉 「3つの鍛える」
「心」を鍛える やさしい心、思いやりのある心を育んでください
「体」を鍛える 健康なたくましい体を育んでください
「頭」を鍛える 知恵のあるかしこい頭を育んでください
「心」を鍛える やさしい心、思いやりのある心を育んでください
「体」を鍛える 健康なたくましい体を育んでください
「頭」を鍛える 知恵のあるかしこい頭を育んでください

お別れのことば
卒業生は一人ずつ6年間の思い出などお別れの言葉を述べます
在校生は卒業生に感謝の気持ちや伝統を引き継いでいくことを約束します
矢野小学校の特徴は何といっても少人数ゆえ学年を超えた縦のつながりが深いことです。
上級生は下級生の面倒をよく見ます。
ここで育まれた心はかけがえのない大切なものとなるでしょう。
上級生は下級生の面倒をよく見ます。
ここで育まれた心はかけがえのない大切なものとなるでしょう。

合唱

卒業生退場



こ
タグ :卒業式
2013年03月19日
◆「矢野町ふれあい交流作品展」開催
3月16日、17日と矢野町交流広場で恒例の「矢野町ふれあい交流作品展」が開催されました。
絵画や版画、工作など、矢野町の小学生や幼稚園児の作品や地域の方の自慢の作品が展示されました。
また、「いぶき」さんの焼きたてのパンや美味しいコーヒーを販売しました。
そこには、同じ地域でもめったに顔を合わすことのない人たち同士の会話に花が咲きました。
まさに「交流」です。


風神雷神図



これ私の作品

ぼくのもあるよ


今年も「矢野っこひろば」のちびっこの笑顔を展示しました

写ってる

「いぶき」からはさをり織

そして、焼きたてのパンを販売

会話が弾みます

今年は、上の池田さんが撮影・編集された「矢野の獅子舞」を上映しました
同じ矢野でも自分とこ以外の獅子舞を見るのは初めてということで、好評でした
こ
絵画や版画、工作など、矢野町の小学生や幼稚園児の作品や地域の方の自慢の作品が展示されました。
また、「いぶき」さんの焼きたてのパンや美味しいコーヒーを販売しました。
そこには、同じ地域でもめったに顔を合わすことのない人たち同士の会話に花が咲きました。
まさに「交流」です。


風神雷神図


これ私の作品

ぼくのもあるよ


今年も「矢野っこひろば」のちびっこの笑顔を展示しました

写ってる

「いぶき」からはさをり織
そして、焼きたてのパンを販売

会話が弾みます

今年は、上の池田さんが撮影・編集された「矢野の獅子舞」を上映しました
同じ矢野でも自分とこ以外の獅子舞を見るのは初めてということで、好評でした
こ
タグ :作品展
2013年03月18日
◆妖艶

先週金曜日に夜遅くまで「ふれあい交流作品展」の準備をしていると、お隣の岩崎さんから
カトレアの切り花をいただきました。
ありがうございました。
何か幾何学的な妖しい雰囲気をもっていますね。
こ
タグ :カトレア
2013年03月15日
◆明日、ふれあい交流作品展
3月16、17日と恒例の「矢野町ふれあい交流作品展」があります。
絵画など、地域の方々始め、矢野川幼稚園児、矢野小学校児童、「いぶき」の方々が制作された手作り作品を、矢野町交流広場(「いぶき」)の交流室で一堂に展示いたします。
また、会場では「いぶき」による焼き立てのパンやクッキー、淹れたての美味しいコーヒーなども販売しています。
ぼくからも「矢野っこひろば」で今年一年間に撮影した愛くるしいちびっ子の写真を展示しています。
どうぞ、お気軽に足をお運びください。そして、おしゃべりをしたり、みなさんの交流を深めましょ!

こ
絵画など、地域の方々始め、矢野川幼稚園児、矢野小学校児童、「いぶき」の方々が制作された手作り作品を、矢野町交流広場(「いぶき」)の交流室で一堂に展示いたします。
また、会場では「いぶき」による焼き立てのパンやクッキー、淹れたての美味しいコーヒーなども販売しています。
ぼくからも「矢野っこひろば」で今年一年間に撮影した愛くるしいちびっ子の写真を展示しています。
どうぞ、お気軽に足をお運びください。そして、おしゃべりをしたり、みなさんの交流を深めましょ!

こ
タグ :作品展
2013年03月14日
◆今月の「矢野っこひろば」(3月)
3月6日、矢野町交流広場(「いぶき」)の交流室で「矢野っこひろば」が開催されました。
ちびっ子の笑顔はサイコーですね。
この無垢な子どもたちのためにも世界が平和であってほしいです。

お母さんといっしょ

楽ちんですか

笑ってしまうぐらい、かわいい

じぃ・・・

愛情

何をもってるの?

ぼくのいもうとだよ

いもうとにキッス

手に持っているのは何のコップ?

運転手。今休憩中

ヤッホーのポーズ

次は目にVサインのポーズ

今日のごはん。正座して待ってます。まだかなぁ

今日のごはんはちらし寿司です

むっちゃ、かわいい

お寿司食べた?

お味はいかが

おっきな口で、いけますねぇ

おまたせ

お寿司デビューはまだだね

食べたらまた遊ぼうね

おしまい
こ
ちびっ子の笑顔はサイコーですね。
この無垢な子どもたちのためにも世界が平和であってほしいです。

お母さんといっしょ

楽ちんですか

笑ってしまうぐらい、かわいい

じぃ・・・

愛情

何をもってるの?

ぼくのいもうとだよ

いもうとにキッス

手に持っているのは何のコップ?

運転手。今休憩中

ヤッホーのポーズ

次は目にVサインのポーズ

今日のごはん。正座して待ってます。まだかなぁ

今日のごはんはちらし寿司です

むっちゃ、かわいい

お寿司食べた?

お味はいかが

おっきな口で、いけますねぇ

おまたせ

お寿司デビューはまだだね

食べたらまた遊ぼうね

おしまい
こ
タグ :子育て
2013年03月12日
◆「矢野町の将来像」解説-ふるさと自立計画から

これは今回出来上がった「矢野町ふるさと自立計画」の「矢野町の将来像」です。なんか具体的ではなく漠然としていませんか。
しかし、私は今回の自立計画の策定で一番よかったのは、この「矢野町の将来像」、つまりこれからの矢野町の地域づくりの指針といいますか、方向性を示せたことにあるのではないかと思っています。
今回「矢野町ふるさと自立計画」の策定にあたったメンバーは、主に30代から50代前半の比較的若い人たちで、これから中心になって矢野町を担っていく人たちです。そして彼らは生まれてからずっと矢野という方だけではなく、外から矢野に来られた方(Iターン組)、一度矢野を離れたが戻ってこられた方(Uターン組)、矢野出身で今は外に出ているが将来的には帰ってこようと考えている方(Uターン予備軍)の方たちが、多かったのが特徴です。
この将来像は、ずっと同じところにいては分からないけれども、一度外を経験された方が、あらためて矢野の良さに気づき、それはかけがえのないものとして住民みんなが再確認し、誇りと自信をもって後世につなげていきたいという、切なる想いが感じられるすばらしいものだと、私は思います。そして、そのかけがえのないものを地域資源として、それを活かした地域づくりを行おうという意志も感じられます。
何より開発・発展一辺倒ではない、絆や共存・共生といった時代感覚にマッチしたものになっています。すばらしい!

こ
2013年03月08日
◆里山フットパス整備構想-ふるさと自立計画から

先日作り上げた「矢野町ふるさと自立計画」。その中で率先して取り組むものとして、すなわちリーディング・プロジェクトとして「“矢野郷土巡り”ウォーキングコース設定と、矢野の歴史・自然等、地域再認識プロジェクト」が上げられました。
それは、上の矢野町のマップを見れば一目瞭然です。矢野町は矢野川やその支流の谷筋に人家が集まり、大部分が山林です。すなわち「里山」です。昭和30年代40年代ぐらいまでは、稲作の燃料や家畜の飼料をここから採取してきました。つまり、里山も生産の場、一部だったのです。地域資源だったわけです。
しかし、時代は変わり動力が家畜から機械へ、燃料が飼料から石油へ、肥料が草から化学肥料へ、いわゆる燃料革命により、里山がかつての里山としての機能は必要なくなりました。その結果、人手が入らなくなり、今や山は荒れ放題で、シカやイノシシの獣害がひどくなってきています。
でも、今でも矢野町の90%以上を占める里山は、地域の自立を考える上でやはり豊富な地域資源と捉えるべきでしょう。少し前の時代、高度成長期からバブル崩壊までは、この里山にゴルフ場建設の話もありました。しかし、今はそんな時代ではありません。
自然を大規模に破壊しないで自然を謙虚に活用し、自然と人間が共存できる。今はそういう時代だと思うのです。そう見たときこの里山のフットパス整備事業はそれにピッタリではないでしょうか。かつて里山は生産の場、生活の場であったわけですから、榊から能下に抜けるルートや釜出から廃村となった黒蔵を通って榊にでるルートなど、すでに人が行き来したルートが里山の中を縦横無尽に走っています。新たにルートを切り開くというのではなく、それを復活させようというわけです。眠っていた90%の地域資源が息を吹き返します。
そうして都市部の健康志向の人たちを矢野町に迎え入れます。そして、彼らが矢野町の地の特産品に触れ気に入り購入し、また古民家レストランやカフェで舌づつみを打ちます。つまり、彼らが地域にお金を落としていきます。これを着地型旅行、着地型観光といいます。
そうすると、空き家を改修した「古民家レストラン」や「古民家カフェ」、「ゲストハウス」など宿泊施設、特産品の販売所等、インフラ整備が必要となってきます。また、整備したフットパスを使って子どもたちの体験学習や自然教育もでき、地域と子どもたちを結びつける一助となります。このように、里山のフットパスやハイキングコースの整備を発端に矢野町のまちづくりが広がっていきます。なんか楽しいですね。ワクワクします。
大きな構想マップを下に載せておきましょう。

画像をクリックすると大きくなります
こ
2013年03月06日
◆「ふるさと自立計画」策定報告会

3月2日(土)夜7時から矢野公民館で第9回「矢野町ふるさと自立計画」策定のための寄合いを行いました。
今回は最終回というこで、住民のみなさんにでき上がった「矢野町ふるさと自立計画」の策定報告会となります。
約30名の方が集まり、作成の過程、その中で出た意見やいろんなアイディア、将来像(地域づくりの方向性)、リーディングプロジェクト、今後の進め方などを報告しました。
また、同時に進めていた矢野町の公式ホームページの紹介もしました。
後半は、農村計画が専門で兵庫県立大学環境人間学部教授の三宅康成先生から「農村地域におけるこれからのむらづくり」ということで講演をいただきました。
交流促進(イベント)だけではなく、観光開発(収益事業=人が来て地域にお金を落とす)も加えて、それが持続可能な地域づくりになると。そういう意味では、今回リーディングプロジェクトのウォーキングコースの設定はそういう事業につながるものだと思います。
他には、矢野もそうですが、どこの農村も最終的な目標は「定住」ということになります。それは外部から人が来てもらうというより、まずはいかに地域の子どもたちが出ていかないで住むかの方が現実的で、それには子どもたちが地域に誇りを持てるよう地域が子どもたちに関わっていくことが大切だということです。
そして、最後の質問コーナー。どうしたらまとまりができるのか。そうなんです。これが地域づくりの根本課題だと私は思っています。今回自立計画にあげた重点実施項目についてもそれを推進していくチームを今後作っていきます。さて、どうやって。
三宅先生もおっしゃっていましたが、今のところ明確な回答はありません。ただヒントとして、ミッションだけで集められた関係ではないようです。私のいう「『仲間』という関係」、それが共同体の本質だと考えています。「『仲間』という関係」にいかに作り上げていけるか、もっていけるか、が大事なのだと思います。それをみんなで考えていきましょう。

会長のあいさつから始まりました

ホームページの紹介です(もうすぐ(3月中)公開です)

三宅先生

お話の内容

こ
2013年03月05日
◆「おてらdeらいぶ」協賛金のお願い
4月28日に開催する「おてらdeらいぶ」
その運営費用はわずかな補助金と観客の参加料、そして大部分が企業や事業者さん等からの協賛金でまかなわれます。ほんとに地域あげての手作りらいぶ。
今、スタッフ・関係者は必死のピッチでお願いに参っているところです。
もし、下記の趣意書に賛同いただけて、協賛の協力をしてもいいという方がございましたらご連絡いただけたら幸いです。
メール:yk-124hirobo@ivy.ocn.ne.jp、電話:0791-29-1580
一口3,000円です。
こ
その運営費用はわずかな補助金と観客の参加料、そして大部分が企業や事業者さん等からの協賛金でまかなわれます。ほんとに地域あげての手作りらいぶ。
今、スタッフ・関係者は必死のピッチでお願いに参っているところです。
もし、下記の趣意書に賛同いただけて、協賛の協力をしてもいいという方がございましたらご連絡いただけたら幸いです。
メール:yk-124hirobo@ivy.ocn.ne.jp、電話:0791-29-1580
一口3,000円です。
こ
2013年03月01日
◆「おてらdeらいぶ」2か月前

折に触れて4月28日開催の「おてらdeらいぶ」の話をしてきましたが、3月になってあと2か月を切りました。
矢野町の5か寺同時開催音楽イベント。出演団体25組
最後に出演者、来場者、スタッフ、みんなが矢野小学校に一同会して盛大に
4月28日は矢野町が熱い!!
こ
タグ :おてらdeらいぶ