2015年08月27日
◆『矢野町交流広場ニュース8月号』
『矢野町交流広場ニュース2015.8.25号』をお届けします。
今回は、矢野町でコミュニティ福祉事業を立ち上げるにあたり、まちかど出前講座と「いきいき百歳体操」の体験を行ったこと、先行グループの見学を掲載しました。そして、いよいよ矢野町で「いきいき百歳体操」を開催する日時、場所の告知です。ご覧ください。

(画像をクリックすると大きくなります)
こ
今回は、矢野町でコミュニティ福祉事業を立ち上げるにあたり、まちかど出前講座と「いきいき百歳体操」の体験を行ったこと、先行グループの見学を掲載しました。そして、いよいよ矢野町で「いきいき百歳体操」を開催する日時、場所の告知です。ご覧ください。

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こ
タグ :ニュース
2015年08月24日
◆「いきいき百歳体操」先行グループを見学2

先日、市内ですでに「いきいき百歳体操」をされている「にこにこクラブ」さんを見学させていただきました。
今回、週2回の「いきいき百歳体操」以外にも月1回第3木曜日に健康教室や脳ゲーム(シナプソロジー)などを取り入れた「ふれ愛カフェ」もされているということで、20日の日におじゃましました。

まずは看護士さんによる血圧のチェックです

手足のストレッチから


このあと、シナプソロジーといって頭を使いながら手足を動かしました
輪になってお手玉を順に回して3の倍数で反転
両手のお手玉を上に放って手を交差させてキャッチ(これが全然できない)
などなど

この日は、オカリナの音に合わせてみんなで歌を歌いました

オカリナの音がやさしく心に沁み入ります

みんなで声を合わせて・・・これ、いいですね

お顔が輝いています
歌声サロン、矢野でもぜひやりたいです

お茶をいただいて休憩。話が弾みます
参加者のお一人がおっしゃいました
『こういう(一人じゃないという)「心のつながり」が大事なんです』
それが生きる活力を生むのでしょうね

この後、認知症サポーターの講座を受けました
「認知症」というものを知るだけで対応が全然違う
これは住民全員が受けた方がいいと思いました
矢野町で第1回目の「いきいき百歳体操」の日にちが決まりました。9月17日(木)10時からJA矢野支店「ふれあい広場」で行います。また、あらためて住民のみなさんにお知らせします。
こ
タグ :いきいき百歳体操
2015年08月19日
◆今月の三濃山
18日、今月も三濃山に上がりました。
登山道は先月のままなので所どころ木が倒れ、道を塞いでいます(前回参照)。
また先月ほどではないけれど、相変わらずヤマヒルが靴や足にひっついてくるので、絶えず足もとに気を配りながら上りました。ひっついたら忌避剤をシューします。


頂上のアカガシは暑さの中を元気に立っていました

この日は大気が透き通って、瀬戸内海がよく見えます

求福教寺から休憩所までの山道の落ち葉が先月手が回らず気になっていたので、
今回はここを重点的に清掃しました

ブルーシートに落ち葉を集めてほかします

すっきりときれいになりました

座布団も干しました
この後、休憩所のある敷地内の雑草を引き抜く作業もし、クタクタ
綿帽子の種子がすごかったのでもう少し早くやっておけば・・・残念
ボランティアも高齢化には逆らえません
ずっとやって来られた方が体調や体力的に引退されました
こ
登山道は先月のままなので所どころ木が倒れ、道を塞いでいます(前回参照)。
また先月ほどではないけれど、相変わらずヤマヒルが靴や足にひっついてくるので、絶えず足もとに気を配りながら上りました。ひっついたら忌避剤をシューします。


頂上のアカガシは暑さの中を元気に立っていました

この日は大気が透き通って、瀬戸内海がよく見えます

求福教寺から休憩所までの山道の落ち葉が先月手が回らず気になっていたので、
今回はここを重点的に清掃しました

ブルーシートに落ち葉を集めてほかします

すっきりときれいになりました

座布団も干しました
この後、休憩所のある敷地内の雑草を引き抜く作業もし、クタクタ
綿帽子の種子がすごかったのでもう少し早くやっておけば・・・残念
ボランティアも高齢化には逆らえません
ずっとやって来られた方が体調や体力的に引退されました
こ
2015年08月12日
◆「いきいき百歳体操」先行グループを見学
矢野町でも介護予防に「いきいき百歳体操」を9月から始める予定です。
そこで、先週の5日、すでに相生市内で始められているグループを見学しました。見学(体験も)させていただいたのは、旭商店街でされている「にこにこくらぶ」さんです(一階は「Kitchenにこにこ」。パスタ美味しいですよ!)。
「にこにこくらぶ」さんは、昨年の8月から始められ、現在は毎週火曜日と水曜日の午後2時からされています。参加者は手慣れたもので、来られたらテキパキと準備をされ、みなさん、お顔がいきいきとしています。


手の負荷はペットボトルで、足は重りを入れた布の袋を自分たちで裁縫されていました
すごい!
約30分の百歳体操の後、代表で認知症ケア専門士の片岡さんリードのもと、ゲーム感覚を取り入れたストレッチが約30分行われました。なんか楽しい!

体操の後は、これが縁でできた仲間とワイワイおしゃべり。「にこにこカフェ」が始まります
このカフェ(サロン)自体も健康へつながっているのだと思いました
みなさん、ありがとうございました
こ
そこで、先週の5日、すでに相生市内で始められているグループを見学しました。見学(体験も)させていただいたのは、旭商店街でされている「にこにこくらぶ」さんです(一階は「Kitchenにこにこ」。パスタ美味しいですよ!)。
「にこにこくらぶ」さんは、昨年の8月から始められ、現在は毎週火曜日と水曜日の午後2時からされています。参加者は手慣れたもので、来られたらテキパキと準備をされ、みなさん、お顔がいきいきとしています。


手の負荷はペットボトルで、足は重りを入れた布の袋を自分たちで裁縫されていました
すごい!
約30分の百歳体操の後、代表で認知症ケア専門士の片岡さんリードのもと、ゲーム感覚を取り入れたストレッチが約30分行われました。なんか楽しい!

体操の後は、これが縁でできた仲間とワイワイおしゃべり。「にこにこカフェ」が始まります
このカフェ(サロン)自体も健康へつながっているのだと思いました
みなさん、ありがとうございました
こ
タグ :いきいき百歳体操
2015年08月10日
◆ツバメの避暑
いやー、毎日暑いですね。
みなさん、水分とって涼しくして熱中症には十分気をつけていくださいね。
この暑さに、いつもは矢野を元気に飛び回っているツバメくんも難儀しているようです。
JAの農機整備庫の屋根下に集まってみんなで休んでいました。フゥー


こ
みなさん、水分とって涼しくして熱中症には十分気をつけていくださいね。
この暑さに、いつもは矢野を元気に飛び回っているツバメくんも難儀しているようです。
JAの農機整備庫の屋根下に集まってみんなで休んでいました。フゥー


こ
2015年08月06日
◆高齢者福祉の出前講座と百歳体操を体験

コミュニティ福祉事業の立上げ検討チームは、その具体的な検討に先立ち、まずは相生市行政や地域包括支援センター、社協が行っている高齢者福祉事業について説明をしてもらおうと、8月3日、JA矢野支店のふれあい広場に健康福祉課の課長さんと包括支援センターから来ていただき、相生市の「まちかど出前講座」を行っていただきました。そのあと、保健師さんの指導のもと「いきいき百歳体操」の体験もしました。
総代会で町内の各自治会長さんにもお声をかけたのですが、お一人しか参加がなくてさみしいかぎりでした。
「地域包括ケアシステム」って聞かれたことありますか。高齢者福祉を地域が担っていこうというのも、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも明るくいきいきとした生活を送ることができるよう、医療、介護、住まい、予防、生活支援サービスが一体的に提供される「地域包括ケアシステム」という考え方からきています。全国的にその構築に向けて進んでいます。
相生市は現在高齢化率33.3%。相生市は人口約3万人ですから、約1万人が65歳以上ということですか。矢野町はもう少し高く約40%が高齢者。高齢化率は年々上がっています。それに伴い、要支援・要介護認定者の数も右肩上がりです。相生市では現在約1800人が認定者で、介護保険事業の経費はますます膨れ上がっていくことでしょう。
とすると、財源が少なくなっていき、利用者自身の負担や住民個々の保険料がアップすることになります。今年の4月から特別養護老人ホームの入所基準が要介護3以上に重点化され、8月からは一定以上の所得のある利用者の自己負担割合が2割に引き上げられ、食費・居住費の補足給付の適用条件に資産が勘案されることになります。
それは「厳しいな」ということで、じゃどうすればいいかというと、いつまでも健康であればいいわけで(健康寿命を延ばす)、介護予防や認知症予防、この「予防」ということが大事になってきます。たぶん、地域は地域としてこの「予防」の部分を担うことがもっとも大きな仕事なのではないかと思いました。
相生市は平成27年度から3年間の高齢者保健福祉計画を策定し、基本理念として高齢者自身が主人公となるよう、「地域で理解しあい、助けあい、支えあい 絆を深めるまちづくり」とあります。高齢者福祉はこれからの地域づくり、コミュニティづくりの中核となっていくでしょう。
そして、理念の説明文に「住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けるためには、高齢者一人ひとりが自分にあった暮らしの中で、生きがい・役割を見出し、安心して暮らし続けられる仕組みをつくることが必要」とあるように、そうなんです、「仕組み」まで昇華させなければまちづくりになりません。
ということで、介護予防に地域で「いきいき百歳体操」を広めていきましょう。まずは先行して検討メンバーで体験しました。それほど難しくはないし、30分ぐらいですし、数人の仲間でやるといいんじゃないでしょうか。最初にビフォー/アフターやないですがDVDの中で、95歳のおばあちゃんが体操を始める前はまっすぐ歩くのもおぼつかなかったのに1年後、スタスタスターと小走りに駆けている姿を見てびっくりしました。

こ
2015年07月31日
◆『矢野町交流広場ニュース7月号』
『矢野町交流広場ニュース2015.7.24号』をお届けします。
今回は、矢野町の「コミュニティ福祉事業」の立上げ検討チームが始動したことと「あいおいふれあい寄席」の模様、そして矢野メロン(葉)による草木染め体験を掲載しました。どうぞご覧ください。

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今回は、矢野町の「コミュニティ福祉事業」の立上げ検討チームが始動したことと「あいおいふれあい寄席」の模様、そして矢野メロン(葉)による草木染め体験を掲載しました。どうぞご覧ください。

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タグ :ニュース
2015年07月28日
◆矢野メロンの草木染め体験
去る7月19日、才元の里ふるさと交流館で、矢野メロンがいろんな形で広まればと、矢野メロンの葉や茎を使った草木染めを体験してきました。メロンのほかにもウィンターコスモスと藍の染めも体験できました。どんな色が染められるか、楽しみ~
講師は、地元中野にお住まいの草木染め工房 ちゃ~美流の徳力弥生先生です。
今回の参加者は定員マックスの10名+です。


徳力先生は、自然界の「目に見えるすべての色を染めることができる」といわれます。そして「それを感じて」と。染めには季節の色があって、それに採る時期を間違えると発色しないそうです。なので採った材料は冷凍しておきます。水によっても違うとか。奥が深い。
先生は、昔は田舎を出たかったそうですが、再び地元で暮らすようになって「あるものを生きがいに」と編み物を40年、染めを25年されてきました。その中で、季節や時間によって変わる地元矢野の自然の素晴らしさに気づき、日々の生活を楽しまれているようです。素敵ですね。

染めるものを選びます。ぼくは自分が実際使えるものをということでバックを選びました。
コットンやシルク、素材によっても発色が違うようです
いよいよ体験です。本当は染めの材料を近くで採取するとことから始めるようですが、この日は小雨が降っていたのであらかじめ先生が材料を準備してくださっていました。

まずは大きな鍋に矢野メロンの葉っぱや茎を入れて煮て染液を作ります。約15~20分


その間、素材は水に浸しておきます

時間がきたら材料の葉っぱ等を除きます


葉っぱを除いた染液を布でこします

火を焚きながらその染液に素材を入れて染ます。沸騰して約15~20分

時折やさしく混ぜてあげます

いいところで素材を取り出し、(このときは少し黄色っぽいですね(コットン))

媒染液に浸して色を閉じ込めます。媒染液も鉄やアルミ、いろいろあるようです

こちらはシルク素材に染めたもの。きれいなメロンの緑だ

これはウィンターコスモスで染めたもの。きれいなオレンジ色ですね
ここで定着するまで少し休憩。その後よく水洗いして

干してます

乾いたら完成

ぼくのバックも深みのあるいいメロン色になりました(右)
ウィンターコスモスもしっとりとしたオレンジ色です(左)
ちなみに、藍染めは少し工程がが違うようですね

藍は、葉っぱをジューサーですり潰し

その液に常温で染めつけます

広げてみるとあら不思議。緑色から藍色へ早変わり

水洗い

先生の工房の染液で少し色を濃くしました

うわー、いいのができたね
こ
講師は、地元中野にお住まいの草木染め工房 ちゃ~美流の徳力弥生先生です。
今回の参加者は定員マックスの10名+です。


徳力先生は、自然界の「目に見えるすべての色を染めることができる」といわれます。そして「それを感じて」と。染めには季節の色があって、それに採る時期を間違えると発色しないそうです。なので採った材料は冷凍しておきます。水によっても違うとか。奥が深い。
先生は、昔は田舎を出たかったそうですが、再び地元で暮らすようになって「あるものを生きがいに」と編み物を40年、染めを25年されてきました。その中で、季節や時間によって変わる地元矢野の自然の素晴らしさに気づき、日々の生活を楽しまれているようです。素敵ですね。

染めるものを選びます。ぼくは自分が実際使えるものをということでバックを選びました。
コットンやシルク、素材によっても発色が違うようです
いよいよ体験です。本当は染めの材料を近くで採取するとことから始めるようですが、この日は小雨が降っていたのであらかじめ先生が材料を準備してくださっていました。

まずは大きな鍋に矢野メロンの葉っぱや茎を入れて煮て染液を作ります。約15~20分


その間、素材は水に浸しておきます

時間がきたら材料の葉っぱ等を除きます


葉っぱを除いた染液を布でこします

火を焚きながらその染液に素材を入れて染ます。沸騰して約15~20分

時折やさしく混ぜてあげます

いいところで素材を取り出し、(このときは少し黄色っぽいですね(コットン))

媒染液に浸して色を閉じ込めます。媒染液も鉄やアルミ、いろいろあるようです

こちらはシルク素材に染めたもの。きれいなメロンの緑だ

これはウィンターコスモスで染めたもの。きれいなオレンジ色ですね
ここで定着するまで少し休憩。その後よく水洗いして

干してます

乾いたら完成

ぼくのバックも深みのあるいいメロン色になりました(右)
ウィンターコスモスもしっとりとしたオレンジ色です(左)
ちなみに、藍染めは少し工程がが違うようですね

藍は、葉っぱをジューサーですり潰し

その液に常温で染めつけます

広げてみるとあら不思議。緑色から藍色へ早変わり

水洗い

先生の工房の染液で少し色を濃くしました

うわー、いいのができたね
こ
2015年07月22日
◆今月の三濃山
7月18日、前日台風11号が通過した直後の三濃山に登ってきました。二か月ぶりです

やはり山道に古木が倒れ道をふさいでいます

ここにも

それにしてもヤマヒルに悩まされます。頂上に着くまでに5、6匹靴にひっつきました
絶えず足もとを気にして、ひっついたら忌避剤をシュー

頂上のアカガシは大きくなっています

先代のアカガシを糧に大きくなっているので、鉄柱でそれをしっかり支えないと

霞んで瀬戸内海までは見えませんね

求福教寺の境内は、小枝や落ち葉が散乱

枯れて死んだ木が倒れていました

弁天さんの堀にも水がなみなみと。普段はないのに

境内、すっきり。きれいになりました

この日は三濃山出身の高見さんと二人だけでした。疲れた~

やはり山道に古木が倒れ道をふさいでいます

ここにも

それにしてもヤマヒルに悩まされます。頂上に着くまでに5、6匹靴にひっつきました
絶えず足もとを気にして、ひっついたら忌避剤をシュー

頂上のアカガシは大きくなっています

先代のアカガシを糧に大きくなっているので、鉄柱でそれをしっかり支えないと

霞んで瀬戸内海までは見えませんね

求福教寺の境内は、小枝や落ち葉が散乱

枯れて死んだ木が倒れていました

弁天さんの堀にも水がなみなみと。普段はないのに

境内、すっきり。きれいになりました

この日は三濃山出身の高見さんと二人だけでした。疲れた~
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タグ :三濃山
2015年07月16日
◆「コミュニティ福祉事業」の寄合はじまる
以前、矢野町まちづくり推進委員会の今年度の主要な事業計画として「コミュニティ福祉事業」の立ち上げをあげました。
(http://yanochohiroba.tenkomori.tv/e382246.html)
そして、その取組項目として「外出移動支援」と「地域の居場所づくり-サロン事業」と「健康づくり」の3本の柱を掲げ、それの立ち上げを検討するメンバーを募集しました。
(http://yanochohiroba.tenkomori.tv/e382576.html#more)
この度、ぼく含めて4名のメンバーで検討チームを作り、去る7月9日、第1回目の検討のための寄合を行いました。そう、会議ではなく寄合(ここはこだわり)。お茶をしながら和気あいあいと進めていきます。無理をせずできるところから徐々に広げていこうということになり、次のように方針を決めました。
①まずは、「健康づくり」としてなかなか他所で評判のいい「いきいき百歳体操」を本事業の中心に据え、それを矢野町全体に広めていきます。
②その中心拠点をJAのふれあい広場にします。そして、体操の後、参加者でお茶をしておしゃべりの花を咲かせます。まずはここから「サロン事業」を始めましょう。慣れてくれば、歌声サロンやシネマ鑑賞などいろんな展開が考えられます。
③矢野は地形的に広いです。「いきいき百歳体操」で足のない方は送り迎えをします。まずはここから「外出移動支援」を始めましょう。そのなかで先進地の事例も学びながら矢野町の「外出移動支援」やり方を作り上げていきます(これが一番難しい)。
④JAふれあい広場での「いきいき百歳体操」が軌道に乗れば(あるいは同時に)、より多くの方が気軽に気安くできるように各集落での展開を考えていきます。
この次の寄合は8月3日JAふれあい広場で。この日はメンバーの寄合というよりは、相生市の「まちかど出前講座」を活用し、行政、地域包括支援センター、社会福祉協議会が行っている高齢者福祉サービスについて行政から説明していただきます。そのなかで地域に求められる役割とは何かを考えます。
出前講座の後に「いきいき百歳体操」の体験講座をしてもらいます。そうだ、せっかくだからこの日は全集落の自治会長さんにも声をかけましょう!
こうして矢野町の「コミュニティ福祉事業」立上げ検討チームが始動しました。

いきいき百歳体操のいい写真がありました
こ
(http://yanochohiroba.tenkomori.tv/e382246.html)
そして、その取組項目として「外出移動支援」と「地域の居場所づくり-サロン事業」と「健康づくり」の3本の柱を掲げ、それの立ち上げを検討するメンバーを募集しました。
(http://yanochohiroba.tenkomori.tv/e382576.html#more)
この度、ぼく含めて4名のメンバーで検討チームを作り、去る7月9日、第1回目の検討のための寄合を行いました。そう、会議ではなく寄合(ここはこだわり)。お茶をしながら和気あいあいと進めていきます。無理をせずできるところから徐々に広げていこうということになり、次のように方針を決めました。
①まずは、「健康づくり」としてなかなか他所で評判のいい「いきいき百歳体操」を本事業の中心に据え、それを矢野町全体に広めていきます。
②その中心拠点をJAのふれあい広場にします。そして、体操の後、参加者でお茶をしておしゃべりの花を咲かせます。まずはここから「サロン事業」を始めましょう。慣れてくれば、歌声サロンやシネマ鑑賞などいろんな展開が考えられます。
③矢野は地形的に広いです。「いきいき百歳体操」で足のない方は送り迎えをします。まずはここから「外出移動支援」を始めましょう。そのなかで先進地の事例も学びながら矢野町の「外出移動支援」やり方を作り上げていきます(これが一番難しい)。
④JAふれあい広場での「いきいき百歳体操」が軌道に乗れば(あるいは同時に)、より多くの方が気軽に気安くできるように各集落での展開を考えていきます。
この次の寄合は8月3日JAふれあい広場で。この日はメンバーの寄合というよりは、相生市の「まちかど出前講座」を活用し、行政、地域包括支援センター、社会福祉協議会が行っている高齢者福祉サービスについて行政から説明していただきます。そのなかで地域に求められる役割とは何かを考えます。
出前講座の後に「いきいき百歳体操」の体験講座をしてもらいます。そうだ、せっかくだからこの日は全集落の自治会長さんにも声をかけましょう!
こうして矢野町の「コミュニティ福祉事業」立上げ検討チームが始動しました。

いきいき百歳体操のいい写真がありました
こ
2015年07月08日
◆「あいおいふれあい寄席」大盛況

7月4日(土)、梅雨ど真ん中、何とかもってくれと空に祈りながら、第14回の「あいおいふれあい寄席」が矢野町交流広場で開催されました。
今回、演じてくださるのは、マンガとバスケットボールが趣味という落語家の桂治門(じもん)さんです。さあ、どんなお話が聴けるのか楽しみです。

「あいおいふれあい寄席」、今回で14回目です。矢野では6回目

協賛くださった方々。ありがとうございます

1時半開場。お空、もってます

スリッパに履き替え。下足札をお渡しください

お預かりした靴

「2時になりました」。司会の勝下さんの一声で、いよいよ始まりです

桂治門さん登場

本題に入る前のお話を「枕(まくら)」というのは、本編への導入(頭)をそこに置くからなんですね
「へぇー」

会場は100名を超えるお客さんでいっぱいです

一席目の演目は「初天神」

みなさん、顔がほころんでいます

休憩を挟んで、羽織をはおって二席目

演目は「へっつい盗人」

笑顔、笑顔

質問コーナー。始めに治門さんからみなさんに質問
「最近始めたのですが、美味しいなすびはどうすればできますか」

「外で買うのが一番ですね」 会場大爆笑

司会者から治門さんに、「落語家になられたきっかけは何ですか」
治門さん「もともと教職を目指していたのですが、間違ったことを教えられない責任に耐えられず、
間違ってもよい落語家になりました」。会場大爆笑

続いて、お楽しみの抽選コーナー。落語の関連グッズが当たります

さあ、治門さんのサイン色紙は?

「うれしいー」。神戸から来られた方に当たりました。よかったですね

治門さんへのおみやげに相生名産「うまいか」を会長から

大いに笑いました。これでお開きです

お外は雨。気をつけてお帰り下さい
こ
2015年07月03日
◆矢野歴史講座17-入会地の「所持」について‐
今回の「矢野歴史講座」は「入会地(いりあいち)」を取り上げたいと思います。惣村自治を構成する要素の一つに村の共有財産としての山林(里山)を上げることができます。惣村は、薪や草など生産(主として稲作)に必要な資源を山林から採取していました。里山は村の共有財産として共同で管理し利用してきました。そこは村の一員であれば誰もが利用できます。そういう土地を「入会地(いりあいち)」といいます。今回は入会地というものの性格を「所持」という観念からみていきます。
今では、里山は薪から石炭・石油といった燃料革命によりその利用価値がほとんどなくなり、高齢化で作業できる人が減ったというのも一つにありますが、人手が山に入らず大部分が放られ荒れた状態にあります。。そのせいか、イノシシやシカなどが人家のあるムラまで下りて来ては、作物を荒らすようにになりました。また、大雨など天災時の影響も懸念されます。
かつて入会地は共同で利用する「場」であり、ゆえに共同で管理されてきました。以前、契約講で取り上げた規約書である「伝帳」には入会地である共有山林を「村持」と記載しています。「村持」とはどういう状態をいうのでしょうか。「村持」とは村の「所持」です。「所持」は所有と違います。法的にも所有が、物を全面的に支配し、どのように利用(処分)することができるのに対し、「所持」とは物がある人の事実的支配の下にあるとみられる状態をいい、一時的に物を支配しているにすぎません。
哲学の桑子敏雄は、「所持」には誰かからの「預かり物」という意があるといいます。入会地は、古代以前からの日本人の自然観からすれば、いわば神様からの「預かり物」でしょうか。あるいは近世以降では領主からの「預かり物」でしょうか。少なくとも農民には入会地は今でいう絶対的な意味での所有という観念にはなかったと考えられます。共同管理による共同利用という範囲での「所持」です。つまり、入会地(里山)に対しては今でいうと所有権ではなく利用権を有していたということになります。
しかし、明治になり西洋の「所有」概念が入ってきました。入会地は個人に分割されたり、あるいは「無主の地」(所有者がいない土地)ということで、政府が農民から取り上げていくことになります。運よく集落に残った入会地に対しても集落は法人格をもたないため、個人に分筆され「共有」という所有形態をとることになります。こうして誰のものでもあって誰のものでもなかった入会地の里山が個人の財産(「所有」)へと変貌を遂げていきます。
近年、山林を始め集落の共有財産を個々の「共有」ではなく、集落(団体)として所有するために自治会は公的な「地縁による団体」を申請し、自治会で法人格を取るようになってきました。この所有形態を「総有」といいます。ちなみに、「地縁による団体」の規約では世帯ではなく個人が構成員となっています。この点で現実とのかい離があり、規約は対外的でユニバーサルなものと言え「掟」ではありません。

入会地「里山」
こ
今では、里山は薪から石炭・石油といった燃料革命によりその利用価値がほとんどなくなり、高齢化で作業できる人が減ったというのも一つにありますが、人手が山に入らず大部分が放られ荒れた状態にあります。。そのせいか、イノシシやシカなどが人家のあるムラまで下りて来ては、作物を荒らすようにになりました。また、大雨など天災時の影響も懸念されます。
かつて入会地は共同で利用する「場」であり、ゆえに共同で管理されてきました。以前、契約講で取り上げた規約書である「伝帳」には入会地である共有山林を「村持」と記載しています。「村持」とはどういう状態をいうのでしょうか。「村持」とは村の「所持」です。「所持」は所有と違います。法的にも所有が、物を全面的に支配し、どのように利用(処分)することができるのに対し、「所持」とは物がある人の事実的支配の下にあるとみられる状態をいい、一時的に物を支配しているにすぎません。
哲学の桑子敏雄は、「所持」には誰かからの「預かり物」という意があるといいます。入会地は、古代以前からの日本人の自然観からすれば、いわば神様からの「預かり物」でしょうか。あるいは近世以降では領主からの「預かり物」でしょうか。少なくとも農民には入会地は今でいう絶対的な意味での所有という観念にはなかったと考えられます。共同管理による共同利用という範囲での「所持」です。つまり、入会地(里山)に対しては今でいうと所有権ではなく利用権を有していたということになります。
しかし、明治になり西洋の「所有」概念が入ってきました。入会地は個人に分割されたり、あるいは「無主の地」(所有者がいない土地)ということで、政府が農民から取り上げていくことになります。運よく集落に残った入会地に対しても集落は法人格をもたないため、個人に分筆され「共有」という所有形態をとることになります。こうして誰のものでもあって誰のものでもなかった入会地の里山が個人の財産(「所有」)へと変貌を遂げていきます。
近年、山林を始め集落の共有財産を個々の「共有」ではなく、集落(団体)として所有するために自治会は公的な「地縁による団体」を申請し、自治会で法人格を取るようになってきました。この所有形態を「総有」といいます。ちなみに、「地縁による団体」の規約では世帯ではなく個人が構成員となっています。この点で現実とのかい離があり、規約は対外的でユニバーサルなものと言え「掟」ではありません。
入会地「里山」
こ
2015年06月30日
◆『矢野町交流広場ニュース6月号』
『矢野町交流広場ニュース2015.6.25号』をお届けします。
今回は、矢野小学校グラウンドの芝生植え替えの報告と「矢野町ふれあい納涼祭」中止のお知らせおよび「あいおいふれあい寄席」のご案内です。どうぞご覧ください。

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こ
今回は、矢野小学校グラウンドの芝生植え替えの報告と「矢野町ふれあい納涼祭」中止のお知らせおよび「あいおいふれあい寄席」のご案内です。どうぞご覧ください。

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タグ :ニュース
2015年06月29日
◆『まるはり』に「おてらdeらいぶ」の記事
「まるごとはりま」。播磨地域の情報誌『まるはり』に4月に行われた矢野町音楽祭「おてらdeらいぶ」の記事が載りました。
「おてらdeらいぶ」は、ラジオ関西の番組で谷五郎さんに取材していただきましたが、今回、『まるはり』8月号の「谷五郎の西播磨暮らし」というコーナーでそのときのことが少し取り上げられています。
よかったら見てみください(買ってね!540円税込)。


やっぱり著作権があるから大きくは載せられないなぁ。雰囲気だけでも。
ちなみに8月号の特集は、「はりまの夏を遊ぶ おでかけ特集」です。また、食のいろんなお店が紹介してありますよ。
こ
「おてらdeらいぶ」は、ラジオ関西の番組で谷五郎さんに取材していただきましたが、今回、『まるはり』8月号の「谷五郎の西播磨暮らし」というコーナーでそのときのことが少し取り上げられています。
よかったら見てみください(買ってね!540円税込)。


やっぱり著作権があるから大きくは載せられないなぁ。雰囲気だけでも。
ちなみに8月号の特集は、「はりまの夏を遊ぶ おでかけ特集」です。また、食のいろんなお店が紹介してありますよ。
こ
2015年06月25日
◆矢野小グラウンドの「芝生」の植替え

6月20~22日の3日間、梅雨の合間を縫って、矢野小学校のグラウンドの芝生の植え替え作業が行われました。
矢野小学校のグラウンドは平成21年に芝生に変わり、以来、住民に親しまれ、裸足の運動会や納涼祭、各種スポーツ活動に活用されてきました。しかし、近年、芝がはげたり、雑草が生えたり、かなり傷んでいたので、住民や団体から寄付を募り、補助金も活用して新たに植え替えることにしました。
20日は少年少女サッカーチームを中心に約50名、21日はグラウンドゴルフ利用者、自治会、PTAを中心に約60名、雨のため19日から変更になった22日は小学校の全校児童と先生の約40名で行われました。
最初は、グラウンドの全面植え替えにどれくらい時間がかかるだろうと心配でしたが、直前まで降っていた雨で土もやわらくなっていて、思ったよりスムーズに作業が進みました。小学校の子どもたちは、9月の運動会をきれいになったグラウンドで行えるのを楽しみにしていました。
写真は22日の植え替えの様子です。



穴の空いたシートを使って等間隔に芝の苗を置いていきます



ちと固いかな?



半分ぐらいできた

あと少し


残った苗はここに持ってきてね

おもーい

池田さんのカメラにインタビュー 「運動会までにきれいになっているといいな」


トラックは21日に自治会やPTA、グラウンドゴルフのみなさんで行いました

ちなみに、今、矢野小は耐震工事のため窓がありません
こ
2015年06月23日
◆「あいおいふれあい寄席」のご案内
7月4日、第14回「あいおいふれあい寄席」を矢野町交流広場で開催します。
今回の演者は、落語家 桂治門(かつらじもん)さんです。
ぜひ、交流広場まで足をお運びください。
ジメジメした空気を笑いで吹き飛ばそう!
チケットは各集落の自治会長さんまで。
なお、子どもさん(小中学生)は前売り・当日とも500円です。

チラシです。画像をクリックすると大きくなります。

こ
今回の演者は、落語家 桂治門(かつらじもん)さんです。
ぜひ、交流広場まで足をお運びください。
ジメジメした空気を笑いで吹き飛ばそう!
チケットは各集落の自治会長さんまで。
なお、子どもさん(小中学生)は前売り・当日とも500円です。

チラシです。画像をクリックすると大きくなります。

こ
2015年06月19日
◆矢野歴史講座16-「掟」の現代的意義を考える
集落の総会での決め事から普請(共同作業)や葬式の取り決め、そしてメンバーの倫理規範まで、「掟」は「仲間」内(共同体)で作られる決まりごとでした。そしてそれをみんなで守ることを約束する行為が「契約」でした。
では、「掟」は何のために作られたのか。それはひとえに自分たちが「生きる」ために共同体を円満に存立せしめ円滑に維持するためといえます。これまで村落共同体の一員としてご先祖様はここに苦心し多大な労力を費やしてきたのではないでしょうか。
しかし、ご先祖様が生きた時代と今私たちが生きている時代は社会構造がまったく違っています。かつてのように集落全体が農作によって立っているわけではなく、私たちは個々が独立し様々な職業により生計を立てています。つまり、かつてのような稲作を中心に自然と存立した村落共同体は成立しなくなっているのです。そのような時代変化、社会構造のなかで、今、「掟」にどんな意味があるのでしょう。
「掟」は「仲間」内(=共同体)で作る約束事でした。つまり、共同体がなければ「掟」など存在しないわけです。地域という範囲でみた場合、地域共同体はあるのか、ということです。
現在の社会の状況を鑑みるとき、全国において高齢化が進展しています。政府は認知症など高齢者のケアについて行政だけでは手に負えず、「地域包括ケア」という考え方のなかで地域に下ろそうとしています。また、近年あちこちで起こる大きな自然災害です。そういう現実の状況のなかで、それらに立ち向かう手段として再び「地域の絆」や「地域コミュニティの再生」ということが発せられ、「共同体」自体が見直されているのです。
つまり、かつての村落共同体ではなく新たな地域共同体が必要とされています。哲学的にいえば、それはまさにあらなければならないもの(当為)としての共同体ということになります。これまで高度経済成長とともに家族や地域コミュニティの希薄化が進みましたが、共同体は上記の助け合いや人間形成において人が生きていく上でやっぱり必要なんですね。ただ、今ではかつてのように農耕を中心に自然と共同体が存立しませんので、現代の私たちは知恵を絞り地域で共同体=「仲間」という関係をいかに築いていくかがカギとなっています。
話を「掟」に戻して、結局、当為概念として地域共同体は存在し、したがって「掟」もまた存在しうるということになります。「掟」は「仲間」(共同体メンバー)が寄り集まって自分たちで作った約束事でした。前述の自分たち地域の高齢者のケアをどうするかだとか、災害時に地域は具体的にどう行動するかだとか、それ以外にも地域に起こる課題に対して、当事者である地域の人たちが主体的に寄り合い、どうするか話し合って決める。そして決めたことはきっちり実行する。そうやって地域共同体(「仲間」という関係)の人たちが自ら決めたことが「掟」なんだと私は思います。
最近の学的研究では、民法や刑法といったユニバーサルな法律を「hard law」、それに対して自分たちだけに通用する決まりを「soft law」といい、これからの社会のあり方として「soft law」の重要性が指摘されています。まさに「掟」は「soft law」であり、地域自治と切っても切れない関係にあるといえます。

「契約」の風景 (平成19年長尾契約講 宮城県石巻市北上町長尾)
こ
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では、「掟」は何のために作られたのか。それはひとえに自分たちが「生きる」ために共同体を円満に存立せしめ円滑に維持するためといえます。これまで村落共同体の一員としてご先祖様はここに苦心し多大な労力を費やしてきたのではないでしょうか。
しかし、ご先祖様が生きた時代と今私たちが生きている時代は社会構造がまったく違っています。かつてのように集落全体が農作によって立っているわけではなく、私たちは個々が独立し様々な職業により生計を立てています。つまり、かつてのような稲作を中心に自然と存立した村落共同体は成立しなくなっているのです。そのような時代変化、社会構造のなかで、今、「掟」にどんな意味があるのでしょう。
「掟」は「仲間」内(=共同体)で作る約束事でした。つまり、共同体がなければ「掟」など存在しないわけです。地域という範囲でみた場合、地域共同体はあるのか、ということです。
現在の社会の状況を鑑みるとき、全国において高齢化が進展しています。政府は認知症など高齢者のケアについて行政だけでは手に負えず、「地域包括ケア」という考え方のなかで地域に下ろそうとしています。また、近年あちこちで起こる大きな自然災害です。そういう現実の状況のなかで、それらに立ち向かう手段として再び「地域の絆」や「地域コミュニティの再生」ということが発せられ、「共同体」自体が見直されているのです。
つまり、かつての村落共同体ではなく新たな地域共同体が必要とされています。哲学的にいえば、それはまさにあらなければならないもの(当為)としての共同体ということになります。これまで高度経済成長とともに家族や地域コミュニティの希薄化が進みましたが、共同体は上記の助け合いや人間形成において人が生きていく上でやっぱり必要なんですね。ただ、今ではかつてのように農耕を中心に自然と共同体が存立しませんので、現代の私たちは知恵を絞り地域で共同体=「仲間」という関係をいかに築いていくかがカギとなっています。
話を「掟」に戻して、結局、当為概念として地域共同体は存在し、したがって「掟」もまた存在しうるということになります。「掟」は「仲間」(共同体メンバー)が寄り集まって自分たちで作った約束事でした。前述の自分たち地域の高齢者のケアをどうするかだとか、災害時に地域は具体的にどう行動するかだとか、それ以外にも地域に起こる課題に対して、当事者である地域の人たちが主体的に寄り合い、どうするか話し合って決める。そして決めたことはきっちり実行する。そうやって地域共同体(「仲間」という関係)の人たちが自ら決めたことが「掟」なんだと私は思います。
最近の学的研究では、民法や刑法といったユニバーサルな法律を「hard law」、それに対して自分たちだけに通用する決まりを「soft law」といい、これからの社会のあり方として「soft law」の重要性が指摘されています。まさに「掟」は「soft law」であり、地域自治と切っても切れない関係にあるといえます。

「契約」の風景 (平成19年長尾契約講 宮城県石巻市北上町長尾)
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2015年06月18日
2015年06月17日
◆矢野小「芝生グラウンド」植替え作業のご案内
雨が降ったり、晴れたり、梅雨のはっきりしないお天気が続きます。
さて、5月の『矢野町交流広場ニュース』の紙面でもお伝えしましたが、今週の金土日(6/19~21)に矢野小学校の芝生グラウンドで芝生の植え替え作業を実施します。
矢野小学校のグラウンドの芝生は平成21年にあらたに植えられました。それ以来、芝生グラウンドは小学校の運動場として児童たちが体育や遊び、運動会等で裸足で駆け回り、また矢野町住民にもグランドゴルフやサッカー、納涼祭など、みんなに愛され活用されてきました。しかし、ここ数年、禿げて傷みが激しくなりました。そこで、あらたに住民のみなさまから寄付を募り、全面芝生を植え替えることになりました。
つきましては、下のとおり矢野小学校グラウンドの芝生の植え替え作業を行います。どなたでも、どこの日程でも参加できますので、お手伝いください。より多くの方の参加をお待ちしています。
作業日時:
①6/19(金) 13:30~ 主として、矢野小学校児童
(ただし、雨の場合は6/22(月)に変更)
②6/20(土) 13:00~ 主として、少年少女サッカーチーム
③6/21(日) 8:00~ 主として、グランドゴルフ利用者、
自治会、他
準備するもの:
飲み物、移植ごて(スコップ)
お問い合わせ:
矢野芝生管理委員会 事務局 080-1414-7108(勝谷)

平成23年8月、矢野小芝生グラウンド草抜きの様子
こ
さて、5月の『矢野町交流広場ニュース』の紙面でもお伝えしましたが、今週の金土日(6/19~21)に矢野小学校の芝生グラウンドで芝生の植え替え作業を実施します。
矢野小学校のグラウンドの芝生は平成21年にあらたに植えられました。それ以来、芝生グラウンドは小学校の運動場として児童たちが体育や遊び、運動会等で裸足で駆け回り、また矢野町住民にもグランドゴルフやサッカー、納涼祭など、みんなに愛され活用されてきました。しかし、ここ数年、禿げて傷みが激しくなりました。そこで、あらたに住民のみなさまから寄付を募り、全面芝生を植え替えることになりました。
つきましては、下のとおり矢野小学校グラウンドの芝生の植え替え作業を行います。どなたでも、どこの日程でも参加できますので、お手伝いください。より多くの方の参加をお待ちしています。
作業日時:
①6/19(金) 13:30~ 主として、矢野小学校児童
(ただし、雨の場合は6/22(月)に変更)
②6/20(土) 13:00~ 主として、少年少女サッカーチーム
③6/21(日) 8:00~ 主として、グランドゴルフ利用者、
自治会、他
準備するもの:
飲み物、移植ごて(スコップ)
お問い合わせ:
矢野芝生管理委員会 事務局 080-1414-7108(勝谷)

平成23年8月、矢野小芝生グラウンド草抜きの様子
こ